で、大工さん曰く「床ひっぱがしてみねぇとわかんねーけど、こりゃけっこうだぞ」と。
うーん、それは覚悟してる。ずーっと見ないふりしてたんだから。めちゃくちゃ見える所なのに。
結局は風呂場のタイルのひび割れや、シール材の劣化の隙間から水が漏れて、シロアリの住みかになっているので、タイルを直しても同じ繰り返しになるだろうから、長い目で見れば風呂はユニットバスの方がいいと。
そうだよねぇ。タイル職人さんも減ってるし、もう何度も直す気力も体力も財力も無いしね。
ただ、この手作り感満載のボロッちいセカンドハウスの、風呂だけピカピカのユニットって感じが違和感なんですよ。どっちかって言ったらドラム缶風呂の方が似合ってるのに。
まあそうは言っても実際ドラム缶っちゅうわけにもいかないし。
さっそくカタログと見積もりを持って来てくれました。
今どきはすごいんですねぇ。
風呂ふたを閉めると自動でバスタブと床を掃除してくれるんですってよ。もちろんうちはそんなの買えませんけど。
ユニットバスって言ったらみんなこんな感じですよね。
引っ越した自宅もこんなんです。
旧居では壁も床も冷たいタイルで、バスタブもひざを折らないと入れなかったので、いつもひざっ小僧が湯面から出てました。
なので、引っ越して初めてユニットバスに入った時は、足が伸ばせて、暖ったかくて、ツルツルしてきれいで掃除もしやすくて、まるでホテルみたい。こんな贅沢してバチが当たらないかしらなぁんて思いました。
築10年なので、その頃はそこそこ良い方のスペックだったかもしれませんが、今ではごくごく標準的なお風呂です。
まったく夫が退職したとたん、引越しをするわ、別荘を直すわで大変です。
他にも、自宅の浄化槽を本下水に変更する工事も近々しないといけないし。トホホです。
それが一番の理由ですが、ふたりきりだし、お風呂だけ最新でもここには似合わないし、とにかくシロアリ対策になればいいだけなので、見積もりより下げた一番下のスペックに変更して再検討してます。
それでも、セカンドハウスを買う前から付いていた、おそらく20年近く?使っている給湯器も交換して、寝室の柱や床の補修もあるので、そこそこの金額です。
ただの貧乏が、ど貧乏になってきました。
頑張って働かねば。…のひと言に尽きる。