今年はブルーベリーが豊作で、面白いほど採れました。
4本の異品種を植えてありますが、今までまあまあ生ったなぁって年でも、鳥に食べられ、虫に食べられ、結局人間は5粒くらいしか食べられずに、植えてからほぼ10年。
樹が成熟して来たのか、生り年なのか。それにしても鳥にも食べられずに全部の樹にたくさん生ってるって不思議だなぁ。
毎週、一度にこんなに採れるんです。
それをよく洗って、冷凍していたら、こんなに溜まりました。
これで、約2キロ。 元々4袋ありましたが、1袋(約500gくらいかな)は、ご近所さんがショウガを持って来てくれた時に、お返しのお裾分けをして、その他にも生で食べたりしたので全部で3キロ位採れたと思います。
そろそろ実も付かなくなったので、今年はこれでおしまいかな。
なので、ジャムを作りました。
鍋の大きさや瓶の数を考えて、今回は半分の1キロ使用。
冷凍のままクツクツ煮て、アクを取ってから
ブルーベリーの半分の重さの砂糖を投入。
更にアクを取りながら煮て、これまたうちで採れたレモンの冷凍を、1個分解凍して果汁絞って入れて、トロミがついたら出来上がり。
全工程で30分くらいでした。
煮沸した保存瓶に入れてから
更にジャムの入ったビンごと煮沸して脱気。瓶4つ分出来ました~。
ところで余談ですが、私はジャムを作る時、あまり甘さ控えめにしません。
それは大好きな『西の魔女が死んだ』という本の中、
都会に住んでいる孫のまいが、森に住む、知恵があって丁寧な生き方をしているおばあちゃんの家で、摘んできた野イチゴのジャムを作るシーンで、
『おばあちゃんは(砂糖の)袋を二つ分、野いちごの鍋に空けた。「そんなにお砂糖いっぱい入れると、身体によくないんじゃないの?」まいは不安になって尋ねた。ママはいつも砂糖の摂り過ぎは身体に良くないと言っている。「だいじょうぶです。ジャムなんて一度にいっぱい食べないでしょう。それにうんと甘いほうが、長いこと保存できるんです」中略 まいとおばあちゃんのつくったジャムは、黒にも近い、深い深い、透き通った紅だった。嘗めると甘酸っぱい、裏の林の草木の味がした。』
この場面が、大大大好きなんです。ジャムを作る時、いつもこの1節が頭に浮かびます。
何でもないシーンなんですけどね。 魔女みたいなおばあちゃんが、甘~いジャムを大鍋でコトコトコトコト煮ている光景が素敵なんです。ここで甘さ控えめに煮てたらガッカリしちゃう。(笑)
今の時代、冷蔵庫で保存ができるから甘さ控えめでいいのだけど、今回のブルーベリーや、この西の魔女みたいに、自分ちで採れ過ぎちゃったものをジャムにした場合、甘さ控えめで冷蔵庫保管したら、冷蔵庫がジャムに占領されちゃうので、常温保存が基本です。
ちなみに、ネットのレシピを参考にして、一番砂糖の比率が高い50%にしましたが、ヨーグルトに入れたら甘みが足りないと感じたので、今度作る時はもっと砂糖の量が多くていいかなと思いました。
さて、時期を逃して梅干しにも使えなかった赤紫蘇の、赤むらさき色の葉っぱが草刈りをしていると妙に目立ちます。
役に立たずにこのまま刈ってしまうのは、なんか可哀想だしもったいない。
今頃ですが紫蘇ジュースを作りました。
このジュースは、本当は真夏の暑い時の水分補給に最適なんだけどね。
煮立ったお湯に、紫の葉っぱを入れると、すぐにお湯が赤色になって、葉っぱは緑色になります。
煮出したら葉っぱを取り出して、お砂糖と酢を入れて出来上がり。
水や炭酸水で4~5倍に薄めて飲みます。
ルビー色の甘酸っぱいジュースは、夏の味。
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