シュシュといっしょに週末田舎暮らし

ジャックラッセルのシュシュ&ラブラドールのニコルと一緒に週末は房総で田舎暮らし

2016年の味噌作り

2016-02-17 09:53:23 | 料理

土曜日、道の駅の買い物から帰って昼ご飯を済ますと、急に空が暗くなり、ザーっと雨が降ってきた。

買い物をしている間は良い天気で、2月とは思えない暖かさ…いや暑さで、車の窓も全開で走っていたのに。

天気予報でも、土曜日の午後から下り坂で日曜日には大荒れの天気になるって言ってた。

それを承知で、ずっと家の中にいる事を前提に房総に来たのであった。

なぜなら…今週は味噌作り~!

天気が良いと、夫は畑仕事をしたがるので、手伝ってもらうには悪天候はむしろ好都合ですよ。

 

生活クラブで買った大豆500gx4袋と、道の駅で買った500g、合わせて2.5kg。 それと前回買った麹2.5kgと塩1.25kgで、出来上がり10kgの味噌を作ります。

 

まずは、大豆をよく洗う。

大豆を煮るのは、圧力鍋(右)と保温調理器シャトルシェフ(左)

この鍋の大きさでは一度に出来ないので、半量ずつ2日に分けて作ります。

ゆえに、一晩水に漬けずに作るやり方です。

シャトルシェフは大豆と水を入れて火にかけ、煮立ったら火を弱めて10分ほど茹でた後、保温。

圧力鍋では、大豆と水を入れて落し蓋をし(大豆の皮がノズルに詰まるのを防ぐため)火にかけ、沸騰したら火を止めて蓋をして2時間おき、その後強火にかけて圧力がかかったら弱火で2分煮て火を止める。圧力が下がるまで放置。

放置している間、私もお昼寝。

 

麹と塩を袋の中でよーく混ぜます。

茹で上がった大豆を漬け物袋の中に入れて

よ~く潰します。

私がやると潰し残しがたくさんあると言って、この作業は夫が買って出る。

潰し終わる頃には夫がいつも「ねえ、ミンサー(大豆をつぶす機械)買おうよ」って言うけど、私は「いやいやいやいやいやいや…たったこれだけの量なんだから、手で潰そうよ(どうせあなたがやるんだし)」 毎年同じ会話です。

よく潰した大豆と、塩を混ぜた麹を合わせて、まんべんなく混ぜる。

それを丸めて、ハンバーグのように空気を抜いて

容器(タッパー)に投げつけます。(シュシュびっくり)

空気を抜くために力いっぱい!

夫は「これは気持ちいい~」そうですよ。なにかストレスが溜まってるんでしょうか? え?原因、私?

父ちゃんすごいねぇ。

土曜日、半量終わりました。

圧力鍋の大豆は十分柔らかく煮えましたが、シャトルシェフの方は若干固めだったので、夜寝る前に茹でて保温しておき、圧力鍋の方も圧力をかける前の段階までやっておきました。

 

夜半から大雨、大荒れの天気になり、家が飛ばされるんじゃないかと、夜中に何度も目が覚めました。

朝起きてからもずっとそんな天気で、どしゃ降りの雨が風に流されて、カーテンのようにたなびくほど。もう一歩も外には出られません。

朝食後、さっそく圧力鍋の圧力をかけます。

一晩保温状態だったシャトルシェフの方は、そのまま食べられるほどには柔らかくなっていたけど、潰すにはもう少し柔らかい方がいいので圧力鍋で追煮。

昨日と同じく、茹で上がった大豆を漬け物袋に入れて潰し、

丸めて容器に放り込む。

最後に塩で蓋をして、出来るだけ空気に触れないようにラップで覆い、

蓋をして日付を書いて、ハイ!出来上がり。

いつもは出来上がり8kgで、一年分としてはちょっと足りないのだけど、今年は10kgなのでギリギリ足りそうです。

 

ところで、『麹』と『糀』ってどう違うのでしょうか?

漢字の作りから言って、、『麹』は麦の、『糀』は米のこうじだと解釈していましたが、今回買ったこうじ屋さんには “岩井麹製作所”という看板がかかっていたので、疑問に思いました。

『麹』は中国からきた漢字で、『糀』は米についた菌糸と胞子が花のように見える事から明治時代に日本で作られた漢字(和製漢字)だそうです。

主に、『糀』は米こうじ、『麹』は米、麦、大豆などの雑穀で作られる、こうじ全般に使われるらしい。

ゆえに、今回使ったこうじは、どっちでもいいっちゅうことでした。

 

 

午後から晴れてきて、二月なのに20℃越え。 3時過ぎの帰宅途中はこんなに良い天気になりました。 

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