小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

蕎麦会

2013-11-27 16:00:30 | 広島の生活
 久し振りの蕎麦会

 昨夜は,月一度の“蕎麦食べ歩き会”。
市内中央部・百貨店10階の“藪そば”。
私の都合と合わず,久し振りの参加。
参加者16名,どなたもお元気らしくて何より。
先に,蕎麦味噌・揚げ蕎麦・焼きネギの三点盛り

次いで“蕎麦寿し”は,
 甘エビに梅肉にもう一種は・・・?
最初はビール,ここから酒が合う。

>“風呂ふき大根”
よく煮含められていて口になじむ。
治療中の歯にはもってこいだ。

“牡蠣のかえし焼き”
「かえし焼きって,どう焼くんだろう?」
「そりゃぁ,ひっくり返しながら焼くんだろう」
“いえ,生醤油にグラニュー糖を混ぜて1週間置くんです”

“合鴨のロース”
 歯にあてるだけで,すっと切れる。
ますます酒がおいしくなる。

“天ぷら盛り合わせ”
「あんた,写真ばっかり撮りよるがどしたん?」
「今夜は酔うてないことを奥さんに見せたいんじゃろう」

大詰めは,
並蕎麦・柚子蕎麦・切りの,
“新そば大ザル盛り”

そして〆は,“柚子ようかん”
燗酒で甘くなりかけた口の中を,
さっと洗い流してくれた。
写真の蕎麦寿し,新そばの大ザル盛りは四人前。
食事代は3,500円でした。

 呑兵衛は世話役のさんに送ってもらった。

 当夜は40年前のスーツを着用。
またどうしたのか,と訝られたが,
そのまま捨てるのがかわいそうで,
せめて一度は着て名残を惜しみたい,と。

2013-11-26 23:23:40 | 広島の生活
 芋はケーキにも変身する

 廿日市市に出掛ける用事で,
ついでに叔父のお宅に寄った。
母の弟で80歳を迎えるのに,
まだ会社に勤務している。

 どういう訳でか家内と娘を,
ことのほか可愛がってくれる。
伺ったのは甘藷を届けるため。

「良いところに来てくれたわ」
ケーキを焼いたところだと叔母。
(娘)ちゃんにもあげてね」
芋は嫁も好きだから,と喜んでくれた。

 島育ちだからか,蚯蚓で魚を釣るように,
今回も,芋で天麩羅や,ケーキまで釣った。

 帰路,区役所に寄る。
「県・市民税は年金から頂いています」
いつのまにやら?。
介護保険といい,役所というところは,
出し渋りする代わり,収納は早いところだ。
国保料3期分を払った。


 芋は豚にもなる?

 夜は蕎麦を食べる会の夕食会があって,
帰宅後,娘にケーキのことを電話する。
“こちらも行こうとしていたところだから”
と,孫と一緒に届いたのがスペアリブの煮物。
素直に眠れば良いのに,酒が弾む。

お土産

2013-11-21 23:56:44 | 広島の生活
 なかなかできないこと

「これ,どうぞ」
「あなたが食べたら良いのに」
「私は食べたから良いの!」
「じゃあ皆に食べて貰おうよ」

 今日はパソコン同好会の日。
島から帰り,メガネを受け取って,
教室で目が合ったとたんのこと。
きれいな干し柿が袋に入っていた。

 先月,島から柿を持ち帰った。
教室で柿の話になり,
“干し柿に”というさんにあげた。
そのつもりであった。が,お返しが来た。

 先月末の蕎麦会で渡そうと云われたのを,
私は良いから皆さんで,と伝えた。
律儀にも,さんはその残りを持参したのだった。

 さんの干し柿作りは定評がある。
きれいに粉を吹かせ,1個ずつ丁寧に包装してある。
難くも柔らかくもなく,程よく干しあがっている。
やり方を何度も聞いて挑戦するが,太刀打ちできない。

 皆に1つずつ配ったあと。私用に一袋あった。
「人にあげるときは,この袋に入れてね」
“人”といっても,家内と近くの孫家族くらいだ。
彼女に渡した柿の数を勘定すると,口にしたのは1~2個。
とても真似のできないこと。と,頭が下がる。

 コキア

 さんのもう一つの土産,コキア。
欲しがっていたのを,気にとめてくれていたのだろう。
私には,柿よりも有り難いプレゼントであった。

 大事に育てなきゃぁ!。

 ネガネ

 度数は前とあまり変わらないが,夜間が楽になった。
傷もあり,コーティングも取れてライトが眩しかった。
今のところ,メガネをかけたままで夜間走行ができる。

14番目の月

2013-11-18 23:32:11 | 広島の生活
幾望(きぼう)

 “熱いのある?”と問われて,やっぱり,しまった。
15日夜,島から帰宅。16日白木圃場の作業に参加。
大抵,寝る前か朝の間に水筒2杯分のコーヒーを準備。
“おいしいね”と云ってくれるのを楽しみにしていた。
前回,大量のコーヒーが残り,疲れから作らなかった。

 毎日,自分用にコーヒーメーカー1杯分を準備する。
最近,良かれと匙加減したものが,午後には甘すぎる
と感じることが多くなった。左党を入れるから。
先日,墓参に帰った姉が私の味噌汁を口にして言った,
“おいしいけど,一寸辛い様。疲れているのかしら”。

 無理をするな,おいしいものでも食べようと誘われた。
白木圃場から帰宅以来,寒い・眠いの私に家内が言った。
なるほど,ムンクには申し訳ないが,“叫び”の様相。
首には皺が走り,治療中の歯は穢く,頬は落ちている。
誘われて,宮浜温泉・べにまんさくの湯に向かう。
途中,宮島との間・大野の瀬戸に面して14番目の月

 実は昨年も由来を聞いたのだが,忘れて聞き直した。
オーナーが荒井由実(ユーミン)の歌詞の思い,
“次の日には欠けてしまう月よりは14番目の月が好き・・・”
が好きで付けた名前という。牡蠣の養殖業者でもある。
二人で食べたのは,
“牡蠣づくし(2000円)”と“焼き牡蠣(10個1000円)”
“焼き・・”はスチームを通したのを焼いて食べるので,
ややしっとり感に欠けるが,最盛期には生鮮品を焼く。
“牡蠣づくし”は10品程度が手を変え品を変え出てくる。
複数で行くと,お互いの交換しながら牡蠣を堪能できる。

 あとで調べると,17日(日)は“14番目の月”であった。
14日の月は“小望月(こもちづき)”ともよばれ,
(満月(望月)に)「近い」という意味を持つ「幾」の時を用いて
“幾望(きぼう)”ともいう。
そうだ。
十三夜,十五夜に対して“継子扱い”と感じていたが・・・

 待ってくれる人がいるから,げんきもでてくる。
希望を持って,コーヒーを作り保っていこうか。

そして・・・

2013-11-13 01:00:00 | 広島の生活
 跡はどうなることやら

 11日(月),午前中はメガネの調律(?)。
9年前に作った“めがねのT”店に寄る。
「M君はまだ専務理事でやっているの?」
知ったらしく声をかけて,安く頼む魂胆。

 検査の結果,度は余り進んでいない様子。
だが,使用中のものが見えにくい部分もあり,
新調することとした。
“遠近”“中近”で迷ったがドライブも多く,
結局は遠近で作ることとした。
しめて,63,150円は高かったかそれなりか?。
ついでに耳の検査もして貰ったが,
“中低音はよく聞こえています”が,
若い娘のキャピキャピ言葉は聞こえにくい,
まあ,歳相応です,ということであった。

 向かう途中で我が家の前を通りかかったが,
ダンプカー2台停まって作業中の様子。
午後,歯の治療を済ませて通りかかると写真。
何も無くなっていた。
・・・

 この日,知人のさんから新米30Kg×2を受け取る。

松茸

2013-11-12 01:00:00 | 広島の生活
 正月の楽しみに

 10日(日),公民館まつりから帰り暫くするとさんから電話。
「○○まで来たのだけど,次はどう行けば良いのか」

 島にいるとき,
“お祭りで田舎に帰って友達と一杯やっている。
 松茸村に寄ったところサービスでおいしかった。
 ブログで,花器の貰い手が無かったとあったけど”
などと,とりとめの無い話。
「“食べた,おいしかった”という話は良いから,
 “食べるか”という言葉は知らんのか?」
・・・つい云ってしまったものだ。

・冷凍してあるから香りは良いですよ。お正月にでも,と松茸S
・これは古希のお祝い,と焼酎・・・やはり呑兵衛と観られていたか
・姉の作った有機野菜・・・かぼちゃにブロッコリーに,手造り味噌

もう10年も前,さんには救急病棟でお世話になった。
HS病院の看護師長であったが,退職後も請われて仕事をしている。
彼女の同級生は有能な人ばかりで,
15年前は胃潰瘍を患い,HK病院の看護師長さんに,
最近は,父がY病院の看護師長さんの手厚い看護を受けた。

さんは,死出の旅立ちの化粧を習ったとか。
ご父君,叔父さんにほどこし感謝されたようだ。
私も,と,早速に申し込んでおいた。

 恩人に対して何のもてなしもできなかったが,
コーヒー一杯でがまんしてもらい,私は楽しい時間を持つことができた。

 さてあの松茸,正月まで保つかどうか?

 古希も過ぎ 背負わぬ子らに 助けられ

2013-11-10 23:57:04 | 広島の生活
 カキの季節が始まった

 所用で,昭和50年代に8年間住んだ家を訪ねた。
住み始めてすぐ,子供会や町内会の世話仲間になった。
当時の世話役お一人と偶然に遭った妻は長話を始めた。

“もう一度ここに住んだら?”と勧められたという。
私にもその気はあったし,有りがたいが引き返せない。
秋空のように爽やかな声かけに感謝しながら離れた。

 1ヵ月余の多忙であった疲れを癒やすため温泉に。
といっても,節約倹約で,スーパー銭湯並みの湯は,
廿日市市宮浜温泉のべにまんさくの湯S

 入浴前の一杯に,アテは@380円の“かきフライ”。
“小イワシの天麩羅(280円)”は5,6匹で情けなく,
値段のものかと寒心だったが,小ぶりでも“カキ”,
海水温が高くて種付けに加え,生長が悪かったそうだが,
水温の下降と共に,プリッと大きく育ちジューシー。

 サンマは目黒,カキは広島!

 5時過ぎまで,先日は3時半まで浴槽で居眠り,
と散々であったが,今回は賞味2時間ゆっくり浸かった。

(幼児期“セッケンで・・”と,夜回りの口癖を真似ていたらしい。
 これは,“節約倹約”のことであったか?)[以上,9日(土)]

2013-11-01 03:18:48 | 広島の生活
 柿に申し訳ない

 28・29日と,娘夫婦が深夜1時に援助に来てくれた。
子供たちは具っする眠っているから,と。
テーブルやスチールロッカーの移動は手助けがいる。
「冷蔵庫に栗が残っているわよ」

 そうだ,柿も残している。
島から帰った翌日,ヘタに穴を空けてウイスキー漬け。
直後,ドライアイスが手に入ったので追加した。
程よく,と言いたいところだが,効き目がありすぎた。

 年齢の所為だろう,やはり徹夜は応える。
数時間の仮眠は取ったものの,28,29と連続,お陰で,
30日は昼近くまで寝ていた。先ほど風呂も済ませたが,
その日の午後は2時間ばかり湯槽で寝,家内に起こされた。
その前は,連続して3~5時と風呂で寝ていた。

 30日夜,とりあえず持ち帰った家財を梱包し直して,
31日,島の家に運び込んだ。
この日は“蕎麦の食事会”であったが,迷ったあげく,
お断りしておいて助かった。
解体工事は,25日の予定が台風の影響で延びたのだった。

耳も!

2013-10-25 02:20:45 | 広島の生活
 右も左も同じようなものだが・・

 左腕に違和感が出て大分経つ。
常時ではなく,何かの弾みに痛みが走る。
力こぶが出る(筈の)反対側の部分に。
 半袖の時にはさしたることも無かったが,
長袖シャツを着るときに左手を持ち上げる。
すると“アイタタ”ということになる。

 人は知らず,私は右手から袖を通す。
“そうか,左手から着れば良いじゃないか”
ところがどっこい,
まず左手がそげに通りにくい。おまけに,
シャツが右に回らない。一度で諦めた。
利き足もあるのだろうなぁ。

 子どもが母の慰労会でくれた花が開いた。
世羅の地で育ったカサブランカ。貰って10日。
環境の変化を用心したわけでもなかろうが。
花に心も落ち着いて,パソコンを開と,
“白木農園だより”にコメント投稿があった。
「料理教室の後,三井が聞こえず耳鼻科に走った。
“疲れに伴うストレスによるものです」

 実は私も昨日,
「お父さん補聴器を付けたら」
と,家内に要望された。
人体には悪くなる順番があるらしいが,
私の場合は世間で聞くのとは随分違って,
・・,眼,歯,そして今度は耳。

 お迎えが近くなったのだろうか?。

主のない花器

2013-10-16 19:02:42 | 広島の生活
 猪 到る処 餌あり

 昨日の帰り道,かみさんが世羅で花を買っていた。
台風一過,少し風はあったものの墓参。市の設けた墓園は,
周辺を山に囲まれているとはいえ,市内の一角にある。
車道はアスファルト,通路はコンクリートで鋪装してある。
残された僅かの部分を,掘り返している。猪の仕業だ。

 島では,しばらく遭遇しなかったが,最近は道路で会う。
先ほどは,私の前をゆっこりと大人の雄猪が横断する。
こちらもスピードを緩めて止めると,向こうもふり返った。
「何か用?」
とでも言いたげな表情。
カメラを構えたら,そそくさとやぶに隠れた。
その後,二匹のウリボウを釣れた母親はゆっくりと車を避けた。
最近の猪は,人に狎れたというか,一を侮った行動をする。

 家財の移動。
今回は花器が主体。
母と友人,娘達が拙宅の二階で生け花を習っていた。
残された花器が段ボールに8箱。
先日,かみさんが家の前に並べて,
“差し上げます,貰って下さい”
と案内板を掲げたが,嫁に行けたのは一個だけだった。

 「えっ,またどうして」
と驚かれたが,メンテナンスが始まるマンション住まいの姉から,
「ベランダに置けなくなったから,島に持って帰って」
栗を渡したお礼が,使い古しの花鉢20個足らず。

 不要品は,不用品集めの我が家めがけて集まるらしい。