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「ミュージカル★マーダー・バラッド」制作会見 10/10

2016-10-10 | 舞台


「ミュージカル マーダー・バラッド」制作会見
10/10(月)14:30~15:30 DDD青山クロスシアター

「マーダー・バラッド」制作会見に参加してまいりました。
ライブを収録した動画や会見の記事が各媒体さんからアップされておりますので、私からはあっきー中心に補足していきたいと思います。
(会見の発言は覚えているものを書き起こしただけなので、趣旨の取り違いや聞き間違いなどはご容赦くださいませ)


■ 最初に、劇中のミュージカルナンバー5曲を初披露。こちらはAStageさんがダイジェスト動画をアップしてくれています。



①MUDER BALLAD「マーダ―・バラッド」(中川、平野、橋本、濱田)
②Narrator1「ナレーター1」(中川、平野、濱田)
③I LOVE NY「アイ・ラブ・ニューヨーク」(中川、平野)
④Suger Cubes and Rock Salt「角砂糖と岩塩」(橋本)
⑤Mouth Tatto「タトゥーのようなキス」(中川、平野、濱田)

あっきーの衣装は見ての通り「男っぽくてカッコいい」がコンセプトですが、
左右の耳たぶがキラリと光っておりました。(穴は開いてないと思うけど)
登場するときもいつものように客席に向かってお手降りするものの、どこかしら表情が苦み走っていて既に役が入っている印象でした。

曲はゴリゴリのロックテイストで、あっきー史上最も直球のロックと思われます(…私はTOMMY以降しか聞いてないけど)。
今日披露された限りではあっきーパートは低音が多いようでしたが、シャウトもふんだんに聞けそう。
お稽古が始まってまだ時間も浅いとのことなので、これから役が入って進化していくことに期待!


■ 続けて、演出家の上村聡史さんを交えて5人での会見がありました。
こちらの様子も、エンタメ特化ニュースメディア「SPICE」から詳しいレポが上がっています。 → ここ
(5人が座る椅子のデザインが全部違ってた!これは公式さん@MurderBallad_jp がツイートしてたよね。役に合わせた意味があるのかな)


■ SPICEさんの記事が大変読みやすく、発言内容がほぼ完璧にまとまっています。ここでは記事になかった部分を補足。

—— 歌だけで物語が進行することに対し、難しいところや面白いところはありますか?

中川 4人ミュージカルは経験していますが、わりとわかりやすくて難しくはないです。ただ誰がどの役をやるのかが大事で、この4人が揃ったのは奇跡的なので、BWや韓国で上演されるのとは全く違うものになると思います。三角関係がキーになっていて、「一人の女を二人が取り合う」「一人の男を二人の女が愛する」ことがトランプを重なったり、ナレーター役の「かって作家を目指していた」という妄想がさとしさん演じる詩人を思わせたり、ストレートだったものがコンヒューズしていきます。

平野 今とてもわかりやすく説明してもらえたんですが…本読みをしていて「あれ?こんな意味があったんだ」と気がつくと、パズルのピースがバッとはめられていくような気持ちです。ひとつに決めつけずに見てもらえたら。

橋本 訳詞の森雪之丞さんの言葉のチョイスが素晴らしくて、歌詞だけど台詞のように物語とつながります。そこも伝えていきたいです。

浜田 音楽のエネルギーは一直線で豪雨のような流れなんですが、人間の心理は千々に乱れていて、真逆の感情を90分で調整することが難しい。作品の特性をこれからつかんでいくことが必要です。音楽に飲み込まれないことが課題でもありますね。

■ 私の個人的な印象

あっきーは常に客席に目を配り、特に前列の知り合いの記者さんと何度もアイコンタクト。トークも率先して口火を切り、話が熱を帯びてくるとガッツポーズ(やや控えめ)、(4名分まとめて質問→質問順に後から解答という形式なので)今の質問は頭に入れておきますね的にジェスチャー…など、手振りが5割増で忙しかったです。
物議を呼んでいる「女性は子宮で、男性は……『全身』で感じて頂けたら」の部分ですが、どう聞いてもコレは「ゼンチン」と確信犯的な発言でした(…言ってみた後でさとしさんと顔を見合わせる)。
上から的な物言いになりますが、東スポさんやサンスポさんに拾ってもらえたので結果としては良かったのではなかろうか!

浜めぐさんは作品について深い洞察を語り、平野さんはとても熱い言葉で稽古の様子を話していました。
さとしさんはとにかく「何を言っても笑いが起きる」。雰囲気を読みながら笑いに持っていくのがさすが。
柔らかい関西弁のイントネーションがステキでした!


この作品については全く予習していないので、事前に雰囲気を知ることができてよかったです。
特にライブはさすがの迫力でした。この曲に演出がついたらどうなるんだろう?と想像しながら聴くのも楽しかったです。

報道関係の方々が一斉にあっきーに向けてシャッターを切る様子に、関心の高さをうかがえました。
私たち一般オーディエンスが退場したあと、囲み取材とフォトセッションがあったんですが、こちらの写真も続々上がってくると思われます。
以上です!

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