平凡だけど、大切な日々

毎年、1月も5日、6日あたりになると、気が抜けたような、やるせないような気持になる。また日常が始まったんだという気分。今年は正月気分とは無縁だったのに、このやるせなさだけは同じだ。だけど、ハレな気分が落ち着いて、普通の感覚に戻っていくことをうれしくも思う。平凡だけど、大切な日々がまた始まったのだ。年が明けてひとつの区切りがついたことで、少しだけだけど何かが変わったような気もする。

当たり前だけど、時間が経過すれば、気持ちも体も変化していく。まだフリーになって3カ月だけど、その間にも、いろいろと心境の変化、肉体的変化があった。ひとりでいる時間が多いから、徐々に自分の気持ちとか体調が変化していくのがよくわかるようになった。現在の自分は、過去をどうすごしてきたかの集積だ。今日を大切にしてくことで、明日の自分はよい方に変わっていくだろう。逆もまたしかり。ともかく、一年が始まった。今年も夏の暑い日には、いつもの夏と同じように、気持ちよくランニングが楽しめている、そんな元気な自分であれるように、毎日を積み重ねていこう。まっとうに、普通に。