午後4時ごろ、ジョギングして家の前まで帰ってきた。扉を開けようとポケットをまさぐると、鍵がない。その瞬間「鍵を紛失、家には入れない、財布も持ってない、家の前で野宿?」と次々に不吉な連想ゲームが脳裏を駆け巡った。この現実を直ちに受け入れ何らかの行動を取らなければならないとは思いつつ、にわかにはそれを認めたくないのか、ウソだろ~と左右のポケットをなんどもなんどもまさぐり続けた。右、左、左、右...。ポケット以外の体のあらゆる部分もまさぐり続けたのだけど、どれだけまさぐっても鍵はない。「まさぐる」という行為はもうこの先3年くらいしなくてもいいだろうというくらいまさぐりを続けたところでとうとうあきらめた。嗚呼、そんな殺生な。走っているときに落としてしまっただろうか。予備の鍵を秘密の場所に隠していたりもしない。財布もない。はるばる走ってきた道のりを、鍵を探してトボトボ歩てみたって、おそらく見つかりっこないだろう。どうすりゃいいのだろうか。しかもジョギング帰りで短パンにランニング姿だ。かっこ悪いことこの上ない。
そうだ、管理事務所に行ってみよう。1階に降りて、管理事務所に行ってみた。まだ5時にもなっていないのに、マーフィーの法則的にやっぱり管理事務所の営業時間は終了していた。でも、扉の貼り紙をみると、鍵を紛失した場合の連絡先が書いてあった。これだ! とさっそく電話する。ジョギングするときは携帯電話はめったに持たないのだけど、今日は何となく虫の知らせみたいなものを感じたので、ポケットに忍ばせていたのだ。いったん外に出た後、気になったのでわざわざ携帯を取りに戻ったのだ。すごい、予感が見事に的中だ。そんな自分にちょっと驚く。でも、つくづく間抜けだ。予感するポイントがずれている。なぜ鍵を落とすかもしれないことを予感できないのか。
電話をすると業者につながった。事情を説明すると、僕の地域の担当のサービス業者を探すからそのまま待ってくれと言われた。なんとかなるかもしれない。そのまましばらく時間が経過したので、ついでに元来た道を戻ってみた。業者の方が再びしゃべりだしたので、事情を説明しながら共用の郵便受けのところを何気なく見てみたら、地面にキラリと光る銀色の物体が目に飛び込んできた。あった! マイキーはジョギングから戻って郵便受けをチェックしたときに落としたのだった。なぜそこで落とすのか? でもよかった~! 業者の方は、「よかったですね」と嬉しそうに言ってくれた。私はとんでもないお騒がせ野郎である。平謝りして、電話を切った。そういうわけで、無事に家のなかに入れた私は安堵しながらこうやってブログを書いているのである。
本来、貴重品は絶対に落とさないように、ランニング用の腰巻ポーチに入れるべきなのだ。ポーチが壊れていたので、新しいのを買おうと思いつつ、iPodも、小金も、鍵も、携帯も、ポケットにすべてを詰め込んで走っていた。危機管理意識が甘い。すべてにおいて危機管理が甘い。今回は事なきを得たけど、いつか大変なことになりそうだ。気をつけなければ。私にとって、最大のリスクは常に私自身なのだ。
そうだ、管理事務所に行ってみよう。1階に降りて、管理事務所に行ってみた。まだ5時にもなっていないのに、マーフィーの法則的にやっぱり管理事務所の営業時間は終了していた。でも、扉の貼り紙をみると、鍵を紛失した場合の連絡先が書いてあった。これだ! とさっそく電話する。ジョギングするときは携帯電話はめったに持たないのだけど、今日は何となく虫の知らせみたいなものを感じたので、ポケットに忍ばせていたのだ。いったん外に出た後、気になったのでわざわざ携帯を取りに戻ったのだ。すごい、予感が見事に的中だ。そんな自分にちょっと驚く。でも、つくづく間抜けだ。予感するポイントがずれている。なぜ鍵を落とすかもしれないことを予感できないのか。
電話をすると業者につながった。事情を説明すると、僕の地域の担当のサービス業者を探すからそのまま待ってくれと言われた。なんとかなるかもしれない。そのまましばらく時間が経過したので、ついでに元来た道を戻ってみた。業者の方が再びしゃべりだしたので、事情を説明しながら共用の郵便受けのところを何気なく見てみたら、地面にキラリと光る銀色の物体が目に飛び込んできた。あった! マイキーはジョギングから戻って郵便受けをチェックしたときに落としたのだった。なぜそこで落とすのか? でもよかった~! 業者の方は、「よかったですね」と嬉しそうに言ってくれた。私はとんでもないお騒がせ野郎である。平謝りして、電話を切った。そういうわけで、無事に家のなかに入れた私は安堵しながらこうやってブログを書いているのである。
本来、貴重品は絶対に落とさないように、ランニング用の腰巻ポーチに入れるべきなのだ。ポーチが壊れていたので、新しいのを買おうと思いつつ、iPodも、小金も、鍵も、携帯も、ポケットにすべてを詰め込んで走っていた。危機管理意識が甘い。すべてにおいて危機管理が甘い。今回は事なきを得たけど、いつか大変なことになりそうだ。気をつけなければ。私にとって、最大のリスクは常に私自身なのだ。