お疲れ様 ジョブズ氏

アップル社の最高経営責任者のスティーブ・ジョブズ氏が辞任を表明しました。まだ56歳ですが、すい臓ガンであったり、肝臓移植を受けたりしています。最近の姿をみても激やせで、体調が不良であることは公然の秘密でした。

彼は、iPod、iPad、iPhoneと独創的な製品を次々と考え出してきた名経営者でありながら、報酬は年1ドルしかもらっていません。猛烈に働きながらも、冨を追求しない経営者であることも、私は尊敬しています。

私がアップルコンピューターと出会ってから約20年。マニュアルを読まなくても操作できるので、重宝しました。医局時代に使っていたデスクトップは譲りましたが、その後に買ったパワーブックは壊れずに今も院長室にあります。このパワーブックを使って学位論文を書いたり、開業準備したりしましたので、沢山の思い出が詰まっています。使い始めて17年くらい経ちますが、捨てがたい存在で、愛着があります。

この20年間の間には、何度もアップル社が倒産する噂を耳にしましたのが、今は嘘のようです。現在の業績は絶好調です。ジョブズ氏の手腕が冴えて、新製品がいずれも世界的なブームを起こして売れているからです。

ジョブズ氏、お疲れ様でした。ゆっくり休んで、早く元気になってください。来年には彼公認の伝記＜iSteve>が出版されます。心より、楽しみにしています。