三原市は本年度から、未婚男女の「婚活」支援に力を入れる。三原青年会議所(JC)や三原商工会議所など民間4団体と
プロジェクト実行委員会を8月末に設置。出会いイベント開催を増やし、参加者のイベント後の状況追跡もして仲介などをする。
市は一昨年から三原JCに委託してイベントを年1回開催。婚活支援をする企業やNPO法人に会場費など5万円までを補助する制度も設け、
計15組のカップルができた。だがマンネリ化や対象が限定的などの課題があったという。
実行委は市から120万円の補助を受ける。イベントを年3回開く予定だ。ニーズを調べ、農業に興味がある女性や30、40歳代など、
対象を絞ったイベントも検討している。
専門業者に委託し、イベント開催後のフォローもする。カップルにならなかった参加者からの相談を受けたり、仲介したりする。
同市の窓口で受け付けた婚姻件数は、2009年度の503件から減少傾向で、12年度は401件。実行委事務局の市政策企画課は
「広島市や福山市に比べ、民間のイベント企画が少ない。定住促進のためにも充実させたい」としている。
広島大大学院の川崎信文教授(行政学)は「他人のプライバシーに口を出さない風潮の現代社会で、地域におせっかいな仲介人も減った。
人口減少に悩む自治体に取り組みが求められる時代かもしれない」と話している。
プロジェクト実行委員会を8月末に設置。出会いイベント開催を増やし、参加者のイベント後の状況追跡もして仲介などをする。
市は一昨年から三原JCに委託してイベントを年1回開催。婚活支援をする企業やNPO法人に会場費など5万円までを補助する制度も設け、
計15組のカップルができた。だがマンネリ化や対象が限定的などの課題があったという。
実行委は市から120万円の補助を受ける。イベントを年3回開く予定だ。ニーズを調べ、農業に興味がある女性や30、40歳代など、
対象を絞ったイベントも検討している。
専門業者に委託し、イベント開催後のフォローもする。カップルにならなかった参加者からの相談を受けたり、仲介したりする。
同市の窓口で受け付けた婚姻件数は、2009年度の503件から減少傾向で、12年度は401件。実行委事務局の市政策企画課は
「広島市や福山市に比べ、民間のイベント企画が少ない。定住促進のためにも充実させたい」としている。
広島大大学院の川崎信文教授(行政学)は「他人のプライバシーに口を出さない風潮の現代社会で、地域におせっかいな仲介人も減った。
人口減少に悩む自治体に取り組みが求められる時代かもしれない」と話している。
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