おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨晩(3月14日)9時からのフジ・テレビ「エチカの鏡」を観ました。
鳩山由紀夫首相夫人、幸さん、バラク・オバマ米大統領夫人、ミシェルさんのファースト・レディー2人の共通点がほめ上手であることから始まり、某コミュニケーション・コーチのホメ・セミナー ― そこでは「ホメ・ノック」も紹介されていました ― から、ホメ上手検定、さらにはメジャー・リーガーの松井秀喜選手のお父さんまで登場していましたが、何のことはない、夫や子どもの小手先の操作法であって、「勇気づけ」と比べると、皮相的な感じがしました。
私は、
ほめることは、勇気づけることとはまるで違う!
ということを力説しておきたいと思います。
特に、夫を操るような次の5つの言葉、言われる立場になってみると、「やめてくれ!」と言いたくなります。
それ、私はいいと思うな。
さすが男ね。
どうやったらあなたのようにできるの?
パパのこと(子どもが)好きって言ってたよ。
あなたに大切にされてとても幸せだわ。
ただ、ほめ上手の偉人としての吉田松陰、そして、最後に登場した久保田カヨ子さんというおばさんの、ほめることの基本は「うれしかったという気持ちを伝えること」という内容が含まれていたことは、この番組の救いでした。
やはり大事なのは、「勇気づけ」
下の本が決定版です。しっかり学んで、操作法でない勇気づけを広げよう!
<お目休めコーナー> ご近所の小学校の紅梅
私も同番組を見ておりまして、いやはや、何とも言えない気持ちになりました。ブームって、恐ろしいなぁ。
表面的で場当たり的なホメ言葉は、所詮その程度の結果(効果)しか生まないのでは?と思います。
あらためて、勇気づけることの意義を感じた次第です。
先日は札幌から、ELM勇気づけリーダー・トレーナー養成講座にお越しいただきありがとうございました。
AGIさんもあの番組をご覧になっていましたか。付け焼刃的なホメ言葉が効果を発しないのが、ある過程での映像でありありでしたね。
おそらく何軒もの家庭で隠し撮りしたのでしょうが、放送されたのが比較的ましだったのでしょうが、あの有様でした。
勇気づけ、ますます、しっかりと広めたい気持ちになりました。
私もこの番組を見ました。「勇気づけ」という言葉と概念を知っていると、「褒める」という事にとても違和感を感じてしまいます。
即効性はあっても持続性がないのが「褒める」ことでしょうし、何よりも操作、支配を嫌うアドレリアンにとってはとても不快に思う番組でしたね^^
視点を変える、別の角度から良いところを探すこと、そして「嬉しいという気持ちを伝える」事は本当に救いでしたね^^
やはり、まだまだ「勇気づけ」の浸透に力を入れないといけないようですね・・・と感じました^^
まこっちゃんさんもやはり違和感を覚えましたか。
ますます「勇気づけ」の浸透に力を入れないといけないですよね。
ほめテクで人を操作しようとしている感じで後味が悪かったですね。「勇気づけ」を知っていると口先だけの褒め言葉に虚しさを感じてしまいます。
堂々とテレビ放映しているところにも、怖さを感じました。
数ヶ月前、仕事上の研修のDVD(厚生労働省の)を自宅で見ていたら、これと同じように相手を褒めるというテクニックを使いましょうとロールプレイをやっていたんです。それを一緒に見ていた次女が一言。「こうやって、テクニックとして言ってるだけやと思ったら、余計むかつくなー」と。私は「さすが!いいところに気がついたねー。」と言ったことを思い出します。
久しぶりのコメントありがとうございます。
きぬよさんもブログに書いておられましたね。
尊敬・信頼を伴わないホメ・テクには、次女のようにむかつきますよね。