おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(1月14日)は、11:00~13:00にヒューマン・ギルドで アドラー心理学ゼミナール を行っていました。
講師は 村上誠さん(元NPO法人理事長、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー、アドラー・カウンセラー)。
村上さんはアドラー・カウンセラー養成講座の仲間たちから「オンジ」と呼ばれて親しまれています。
タイトルは「アドラー心理学を学んで感じた、福祉の事」。
村上さんは、あらかじめ「アドラ―心理学を学ばせて頂いてから、再び感じ直した福祉現場の経験について、私が、何を感じ、何を思ったか、をお伝えしたいと思います」という内容説明をされていましたが、当日は、パワーポイントのたくさんの写真を入れ込み、ひげのない時代の村上さんのハンサムな姿も見せてくれました。
内容は、村上さんが大学を卒業されてから一貫してキャリアを積まれた福祉のことでした。
冒頭、保育園勤務時代に知的障害を持つ子どもに自分の子どもが接していたお母さんが自分の子どもに「バカがうつる」と発言したことに対して毅然として対応したケースをもとに2人一組での話し合いが進められました。
その後も、福祉事務所、知的障害通所更生施設などの体験(一部「いい話」もあり)を生々しく語ってくれて、20人の受講者たちに「言葉にしにくい」現実を突きつけてくれました。
私は、カミさんとペアを組みながら話し合いをしていたのですが、「心が痛む」「言葉にならない」「自分たちの未体験の世界」が出ていました。
講座が終わると、アドラー・カウンセラー養成講座 の同期生の 成瀬夕子さん と 小牧 緑さん がブーケをプレゼンとしていました。
◆次回の第141回のアドラー心理学ゼミナール は、「共同体感覚と和のこころ」と題して辻川牧子さん(和楽舎代表、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー)を講師として開催されます。
日時:2月11日(月・祝) 11:00~13:00
なお、第142回 小澤 浩さん、第143回 松丸飛鳥さんと決まっているのですが、近々告知します。
14:00~17:00開催の カウンセリング演習 では、番澤清美さん がチャレンジ、見事アドラー・カウンセラーの資格を取得しました。
(新年会の時に改めて喜を語る清美さん)
17:30からは「香港酒家」で30人で新年会。
いつものように参加者一人ひとりがスピーチをする構成にしました。
(野村悠介さん)
ヒューマン・ギルドは、講座だけでなく懇親会もワークショップのように展開するのが特徴です。
福祉の世界と教育の世界は、まるで違うように見えながら「共感」という共通項を感じた1日でした。
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<お目休めコーナー>1月の花(13)