おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(1月13日)にオフィスに行ったら、マリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)から私宛に新年を祝うカードが届いていました。
感激しました。
◆日程が迫っているマリーナ・ブルフシュタイン博士の特別講座 は次のとおりです。
「アドラー心理学(困難を乗り越える心理学)のエッセンス 」(2日間コース)
大阪開催(1月26日、27日、土日)・・・ヒューマン・ギルド後援
東京開催(2月2日、3日、土日)・・・ヒューマン・ギルド主催
講師のマリーナ・ブルフシュタイン博士は、アドラーユニバーシティ(大学院)教授であると共に、国際個人心理学会の副会長で、最新の、国際レベルでのアドラー心理学の理論と実践をお伝えくださいます。
この講座では、講義だけでなく、デモンストレーション、グループ・ディスカッション、二人一組になっての演習などを通してアドラー心理学の根本概念「運動の法則」について深いレベルで理解する人間の成長(困難を乗り越えていく過程)へと向かう、アドラーの革新的なアプローチを探ることを目的としています。
アドラー心理学の「目標追求性」をしっかりと理解でします。
◎歓迎パーテイーについて
場所:早稲田大学26号館(大隈タワー)15階「森の風」
料金:5,000円
申し込みは info@hgld.co.jp まで予約をお願いします。
なお、この日の講座に参加できない方をも受け入れております。
さて、昨日は10:00~17:30に19名の受講者を対象に アドラー心理学ベーシック・コース の2日目を行っていました。
『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)を読んでいて、「トラウマは、存在しない」とか「課題の分離」にこだわりを持つ人が何人もいることが前日にわかったので、30分ほど使って私なりの見解を示しました。
私は、ペルグリーノ博士から受け継いでいる寛容で、統合的な、進化し続けているアドラー心理学の立ち位置にいることもお伝えしました。
ご納得いただいたようです。
講座のメインは「アドラー心理学の基本的な考え方とライフスタイル」。
随所で受講者からの質問やご意見が入り、双方向的な議論ができたと思われます。
特に面白かったのは、誕生順位別のワークで、19人中11人が末子という初めての分布でした。
「不適切な行動の4つの目標」の部分は、主導権争いの7歳の子どものケースが出て、受講者の方々によりリアルに感じられるものがありました。
それにしても、とてもモチベーションの高い受講者たちとやり取りすると、講師のレベルが問われ、講師の力量を高めてくれる機会であることを痛切に感じました。
アドラー心理学を伝える講師の中には、質問を紙に書いてあらかじめ提出させる人がいるようですが、それは1つのパターンとして、私はライブの、白熱した議論のやり取りができるほうが好みです。
モチベーションの高い受講者たちは、講師のモチベーションも高め、講師を育ててくれるのです。
ありがたい機会です。
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