おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
熊本県人吉市の中小企業大学校人吉校の講師室にいます。
この施設のいい点は、温泉があることです。昨晩と今朝の2回、ゆったりと温泉を満喫してきました。
今日は、ここで1日の研修を行います。
ところで、この出張に合わせて昨日(8月16日)、鹿児島空港に羽田発朝一番の飛行機で降り立ち、鹿児島観光をしてきました。
鹿児島は、私にとって初めての訪問地です(これで47都道府県のすべてを制覇)。
鹿児島空港到着後、知覧に行くべく空港の案内の人に聴いたら「1時間半かかります」と言われ、すぐさま断念。鹿児島中央駅に向かいました。
駅に着いて、タクシーの貸し切りを予約。「ひまわりタクシー」の城戸内さんという運転手がやって来ました。
「どこをどう回るか、まったく考えていないのですよ」と言ったら、「珍しいお客さんですね」とあきられました。
城戸内さんにお任せして、鹿児島市内→桜島→霧島神宮 のコースが決まりました。
鹿児島の地でなぜ西郷さんに比べて大久保利通の人気がないのか、の質問に対して、城戸内さんは明確に答えてくれます。
市内の銅像やゆかりの地を見ても、その差は歴然としています。
(大きな西郷さんの銅像)
(大久保利通の生育の地)
西郷さんが負けるとわかりきっている西南の役を地元の人と共に戦ったのに対して、官軍の代表格の大久保には心情的に許せない気持ちを鹿児島の人たちは持っていたようです。
タクシーはやがて、桜島に渡るフェリーに。
(「貸切」と表示されたタクシーの中の城戸内さん)
(フェリーから撮影した桜島)
城戸内さんは、桜島の裏側に私を運んでくれました。
大正3年(1914年)に桜島で大噴火があり、その猛威を伝える鳥居埋没地に。
下の写真のように3メーターの鳥居の下2メーターが埋没。
途中黒煙を吹き上げる場面も撮影できました。
城戸内さんは、お昼のために福山黒酢が経営する黒酢レストラン「桷志田(かくいだ)」に案内してくれました。
庭には黒酢の甕がいっぱい。
レストランは1時40分にもかかわらず30分待ちとのこと。
それにもかかわらず、城戸内さんは、すぐ食べられるように交渉してくれました。
(黒酢たっぷりの前菜)
(黒酢の入ったカレー)
ここで、時間がなくなりました。講師としての出番です。
今日はここまでにさせていただきます。