アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ





おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

10月20日(月)のペルグリーノ博士帰国の日の午前中に行った取材(私も同席)の内容が紹介されました。

日能研発行の「キッズ・レーダー」1月号です。

「家族の心が通い合う 笑って深まる親子の絆」の特集で、次の2つの記事(計4ページ)にペルグリーノ博士のインタビュー内容が掲載されています。



親子がグッと近くなる 心と体、人と人をつなぐ笑いの効果

親子でできる 笑って育む コミュニケーションのタネ


ペルグリーノ博士の「ユーモアと笑いのワークショップ」(ヒューマン・ギルドで10月11日、12日に開催)のテキストから次の引用がありました。

あるところに、何もしゃべらない子がいました。ところがある日その子が『僕のトーストが焦げてる!』と言ったのです。家族は驚き『ずっと心配してたのよ。何で今まで話さなかったの?』と尋ねると、その子はこう答えます。『だって今までのパンは焦げてなかったから』と。

話し終わると、女の子はゲラゲラと笑い始めました。そこで私は、女の子にもおもしろい話をして欲しいと頼みます。すると女の子は、ペラペラととても愉快な話をしてくれたのです。その後も、私と女の子は、会うたびにおもしろい話を教え合いました。

そんな関係が続いたある日、女の子がやってきても、私は何も話しませんでした。二人でジッと座ったまま。すると女の子から『私に聞きたいことがあるんじゃない?』と聞いてきたのです。そこで私はにっこりと笑い『聞いてくれてうれしいよ』『だって何を聞いていいか分からなかったから』と伝えました。それを聞いた女の子は目を輝かせ、本当にうれしそうに笑ったのです」

博士は、子どもとユーモアを楽しむことをひたすら説きました。


「キッズ・レーダー」では、「笑顔が広がる親子の関わりポイント」が3つにまとめられていました。

☆子どもの言動をよく観察しよう

☆子どもの目線で話をし、一緒にやってみよう

☆大人が先回りせず、子どもの発想力・想像力を楽しもう


記事には、お孫さんのフィリップス君(小学校4年生)と甚平姿で遊ぶペルグリーノ博士の姿も紹介されていました。


(注)
1.ペルグリーノ博士の「ユーモアと笑いのワークショップ」のテキストは、ヒューマン・ギルドで販売しております。1冊2,000円+税、送料実費。
ヒューマン・ギルド (電話:03-3235-6741)ご注文ください。

2.取材では出たものの、とても記事にできなかったペルグリーノ博士のジョーク(シモネタ)は、10月21日の「ペルグリーノ博士がやってきた(8)「ジョーク」① 」をご覧ください。



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