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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



指導者たちのユーモア―同時通訳者のとっておきの話
村松 増美
サイマル出版会

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日はおやすみ。
家にいても原稿書きをしたりして、結局在宅勤務にかたちになるのを、あえて「仕事はしない」と決心して、ブック・オフに行って20冊のほどの本の処分(5冊購入)。息子が朝から遠出のため、カミさんとユニクロでのお買い物。2人だけの外食。

午後は、妻子のいぬ間のエアコンのフィルターのお掃除に続き、DVD(「ペイ:フォワード」)を借りて観賞(1人で泣きました)し、レナード・バーンスタイン指揮、ウィーンフィルという珍しい組み合わせのモーツアルトのシンフォニー(35番、36番、40番)のCDを聴き、仕上げは「石狩鍋」を作る土曜日になりました。




さて、政治家のユーモアの話ですね。
第2回目です。

政治家のユーモアとなると、同時通訳者として大活躍された村松 増美さん著の『指導者たちのユーモア―同時通訳者のとっておきの話』が面白い。
世界各国の指導者たちにまつわるユーモアたっぷりで、彼らの人間味が伝わってきます。

その中でも傑出しているのがアメリカの元大統領、レナルド・レーガン。
この本には、レーガンにまつわるユーモアがいくつも出ていますが、その中でも有名なジョークを1つ。


レーガンがホワイトハウスのすぐ外で、暴漢に撃たれ、相当な重傷を負いました。

いよいよ手術というときに、外科の主治医が
「大統領閣下、主治医でございます。執刀させていただきます」
と言うと、医師が何人かいるのを見渡して、
「君たち、みんな共和党員だろうね」
と言ったそうです。

政敵の民主党員だったら、切らなくてもいいところを切られてしまうという冗談です。

そうしたら主治医が「大統領閣下、今日は私ども全員共和党員でございます」

そんな即興の台詞を言ったそうです。


ユーモアには、ゆとりと、場に合った即興性が不可欠です。


(注)私は、サラリーマン時代、村松増美さんにお目にかかったことがあります。私のいた会社から50メーターくらいのところにサイマル・インターナショナルがあって、村松さんが会長でした。
村松さんにGE社の大型冷蔵庫をお買い求めいただいたのでした。
とても謙虚で、お人柄のいい人でした。


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