アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



December

Windham Hill

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

ブログで「私のこだわり研修」のことをお伝えします。

その名は、「勇気づけのワークショップ」

12月27日(土)、28日(日)の2日間、12月30日の私の誕生日に先んじて、今年1年の総決算として開催します。

「勇気づけ」といっても、このワークショップには「他者をどう動かすか」という視点がまったくありません。そのためでしょうか。毎回、参加者数がそう多くありません。

このワークショップに寄せる私の思いは、ただ1つ。
「勇気づけ」を支配・操作の道具にしてほしくないのです。勇気づけにあたっては、技法の前に態度をしっかりと備えてほしいのです。

「勇気づけのワークショップ」は、技法をほとんど伝えない、支配・操作の道具としての勇気づけとは無縁の勇気づけ研修なのです。

この2日間は、徹底的に自分自身を勇気づける日々になります。

BGMを時々流しながらワークショップを進めます。



BGMと書きましたが、このワークショップには、テーマ・ミュージックがあります。ジョージ・ウィンストン奏でるパッヘルベルの「カノン」(収録CDは、トップの写真参照)です。
2日間のうちに4回ほどこの「カノン」を聴く場面がありますが、そのたびに印象が変わります。最後には、静かな感動で終わります。

こんな、私の個性丸出しの、私がもっとも愛着があるワークショップが、この「勇気づけのワークショップ」です。

賛同される方は、是非ご参加ください。
あなたにとっても今年1年のいい総決算になりますよ。

申し込みは、ヒューマン・ギルドのホームページの「行事案内」のサイトから。

◎研修の概要
日 程: 12月27日(土)・28日(日)
講 師: 岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)
会 場: ヒューマン・ギルド研修室
時 間: 1日目10:00~19:00 2日目 10:00~17:00
料 金: 会員30,000円 /一般35,000円


◎ご参考
6月14日、15日(土・日)開催の「勇気づけのワークショップ」に参加された芦澤千秋さん(山梨)の感想文(ヒューマン・ギルド2008年7月度ニュースレターから)

時にざらざらと傷つけながら自分を磨くこともあるけれど、掘割の夜風のように心地よい風が自分を磨いてくれることもあるのだなぁ。暗さと明るさ、喜びと悲しみ。それぞれが上手に溶け合って、もう忘れ物や失くした物を取り戻す必要がない。今、ここにいる自分がいいと思う。

参加者の年齢層が高かったせいでしょうか???

「勇気づけのセミナー」の第1日目は、失われた青春や思春期をテーマにしたものでした。暗い青春時代を生きた私には、少しばかり気の重くなるテーマです。

ところが、先生が選んだBGMを柱にしてワークが始まると、すっかり夢中になっている自分がいて、こんなはずじゃないのにという思いとは裏腹に、自ら暗い過去を披瀝することに。自分の名前や思春期に大切にしていたもの、あるいは出来ることなら取り戻したいと思う青春時代の忘れ物について。自分が持っている価値基準にも触れ、参加者と共同で絵の制作等。

岩井先生のブログ(http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20080616)でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、なかなかの力作です。思いがけない発見と喜びが自分をどんどん前に進めてくれる、不思議な充実感。

翌日は、更に深く自分の人生をみつめ、人生の課題を明確にしつつ、あたかもなりたい自分になれたかのようなワーク。いい人に出逢い、いい仕事をして、健やかで充実した日々過ごしている私が、そこに息づいているようで・・・。もう、これ以上は言わないことにします。だって、もったいなくて・・・。

「これまでたくさんのセミナーに参加してきましたが、今回は初めての感覚を覚えました。なんだか、心にまぁるいものができて、あったか~い気持ちです」「初めて、自分を肯定できました。ありがとうございました」
と、参加者の方々の感想をお伝えすれば、充分ですね。

長く暗い青春時代。あれから随分長い時間をかけてここまで来たんだなぁ、と思わず自分が愛しくなってきました。あの頃の自分よりも今の自分のほうがずっといい。「今の自分であの頃を生き直してみたい」と、誰かが言う。私なら、辛い人生に立ち尽くしていた自分に、今の自分で手を差し伸べてやりたい。傷つけた人にも、今ならきっと違う言葉をかけたろうな。

「これまでの自分の人生が愛しく感じる。その時その時、決して間違っていなかったなぁ、と思うし、そのひとつひとつが大切に思えました」と、これも参加者の感想です。

過去から学び、明日に向けて今ここからできることに取り組もうと決心し、出会いと感動と感謝に包まれた幸福な2日間でした。

素敵な時間を提供してくださった岩井先生と、大切な時間を共有してくださった参加者の皆様に改めてお礼を申し上げます。

自分の名前が好きになれないのは、自分の中にある相手への感情が影響していると気が付いた私は、帰宅後そのことに触れながら、夫に「明日から、私を名前で呼んでもらえない?」とお願いしました。どうしてそうして欲しいの、と訊かれたので、「あなたに毎日名前を呼んでもらったら、きっと自分の名前が好きになれると思うから」と答えると、夫は快諾してくれました。


<お目休めコーナー> 我が家の庭に咲くパンジー



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