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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
早坂 隆
中央公論新社

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

2006年1月に出版以来、ベストセラー街道をひた走った本に『世界の日本人ジョーク集』(早坂隆著、中公新書ラクレ)があります。

この本は、世界の中で以下に日本人が異質かを、ジョークを交えながら語った本です。
ただ3年弱で日本人の優位性が急速に失われているようで、読んでいて違和感を覚える点がありました。
なんだか笑うに笑えない箇所がいくつもあったのです。

それは、前半の次の章でした。

第1章 ハイテク国家像―クルマからアイボまで
第2章 お金持ちの国―バブルそして崩壊へ
第3章 勤勉な人々―会社人間・カロウシ

ただし、後半の章は、現在にも通用しそうな話で、しっかり笑えました。

第4章 日本人的アイデンティティ―集団行動・笑わないなど
第5章 神秘の国ニッポン―風習・宗教・衣食住など
第6章 歴史・政治・外交―アメリカ&中国との関係
第7章 世界で活躍する日本人アスリートたち―スモウからイチローまで
第8章 新たなるニッポン像―世界を席巻する日本のマンガ&アニメ

この本の中から1990年代には通用したジョークを1つ紹介します。

レストランにて

ドイツ人と日本人とイタリア人が一緒に食事へ行った。食後、3人はそれぞれこう考えていた。

ドイツ人は、割り勘にするといくらか考えていた。

日本人は、3人分払うといくらか考えていた。

イタリア人は、おごってくれた人になんと礼を言うか考えていた。


日本国内には、これと同類の、地域性を表すジョークがあります。

それは、ドイツ人の代わりに大阪人、日本人の代わりに東京人、イタリア人の代わりに名古屋人が入るジョークです。
このジョークは、東京人が一番最初に来ます。

東京人は、3人分払うといくらか考えていた。

大阪人は、割り勘にするといくらか考えていた。

名古屋人は、おごってくれた人になんと礼を言うか考えていた。


こっちの方がピンときますかね?



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