大根焚きにはちょと遅かりし 千本釈迦堂

2011年12月25日 | 日記

12月は大根焚きで知られる大報恩寺、通称千本釈迦堂です。

 

惜しくも訪れたのは12日、もう少し早ければ大根焚きを経験できたのですが、そううまくはいきません。

 

 

 

大きな年中行事も終えた釈迦堂には、あまり人影はありません。

 

静かに見て回ることができます。

 

こういう状況での拝観が一番望ましいですね。

 

まぁ、そのためにはやはり門が開くころの早い時間に行かなければなりませんね。

 

応仁の乱でも焼けず、京都市街地で現存最古といわれる本堂、国宝に指定されています。

 

 

 

本堂のなかには、応仁の乱の時の刀傷などが残っています。

 

建物自体はかなりしっかりしたもののようです。

 

境内には本堂建築にまつわる「おかめ伝説」から、おかめ像が建っています。

 

 

また、本堂のなかにも、おかめさんの人形がいっぱい飾られています。

 

本堂から少し離れて宝物館が建てられていますが、今回初めてここに収められている仏像を拝観しました。

 

優品が多いと聞き及んでいました、その彫刻美は絶賛ものです。

 

撮影禁止ですので写真はありませんが、まだ見られていない方には見られる事をお勧めします。

 

上京区の近辺には、このように古い建物やいわれのある寺院が多くあるようです。

 

今回は寺町や上京を中心に散策しましたが、市近郊の雰囲気とは違う一種独特の風を感じました。