自分に合うウイスキーを求めてVol.136(シングルモルト余市1988)

【ちょっと一息】

ニッカウヰスキー本社(場所は、iタウンページ!)に出かけました。

シングルモルト余市1988

というのも、テイスティングイベントに招待されたんです(といっても申し込んだんですが・・)

ニッカウヰスキーが毎年、20年物のシングルモルトを発売するんです。そして今年は、

シングルモルト余市1988 55%
 

シングルモルト余市1988


が、11月26日(水)10:00より販売開始なんです。

1988年(昭和63年)に、ニッカウヰスキー余市蒸溜所で蒸留、樽詰め、20年間熟成された5つのタイプのモルトウイスキーを丁寧にバッティング(ブレンド)してあるんですって

そのシングルモルト余市1988を皆さんに先駆けて、テイスティングしてきました~

午後7時、本社5F会議室、メディア(取材)の方や私のようなブロガーの方が約50名が集まりました。会議卓には、既に、テイスティングセットが並んでいます。

シングルモルト余市1988

テイスティンググラスには、もう既にウイスキーが注がれ、蓋がされてあります。思わず手を出しそうになるのを押さえ、我慢、我慢

シングルモルト余市1988

司会の挨拶の後、まずは、ビデオ鑑賞。

余市蒸溜所(場所は、iタウンページ!)の紹介と日本のウイスキーの父、竹鶴政孝氏(ニッカウヰスキー創業者)の紹介、そして「竹鶴魂を受け継ぐもの達」ということで蒸留工程で石炭を込めて蒸留をコントロールする若い社員の姿を見ることができました。ちょっと感動ですよね

続いて、

チーフブレンダー 久光哲司氏

シングルモルト余市1988

(怖そうに見えますが、やさしい方のようです

によるシングルモルト余市1988のプレゼンテーションが始まりました。



余市蒸溜所の特徴は、なんと言っても、その土地柄と

石炭による直火蒸留

なんですよね。力強い味わいになるんですよね

シングルモルト余市1988

と、ここまでで既に45分を経過して、なかなかテイスティングに行かないんです

で、やっとのことで、余市を・・・。でもまずは

シングルモルト余市12年 45%

を味わいます。後で考えると、これがあるから、さらに1988の良さが判るというもんでしたよ。

シングルモルト余市1988

まずは、蓋を開けて、色を楽しみます。綺麗な琥珀。

そして、そのままグラスを回さず、香りを楽しみます。

おー、ドンと重い香りが漂ってきます

次に、グラスを回して、香りを嗅ぎます。

おー、さっきとは異なる軽い風味。口に含んで味わうとピートが効いていて燻り(ちょっと焦げた感じ)の味、でもドライで爽やかな味。これ、いけますね

シングルモルト余市1988

そして、そして、待ちに待った

シングルモルト余市1988

シングルモルト余市1988

シングルモルト余市1988

ラベルも重みがありますね。

シングルモルト余市1988

色は、赤味がかった琥珀色(12年と比べると判るんですよね)

最初の香りは、

えっ、匂わない? でも徐々に盛り上がってくるんすよ、香りが。びっくりです。さっぱり、爽やかとした感じです。

シングルモルト余市1988

グラスを回して香りを楽しむと、甘い、そしてピーティな香りが引き立ってきます

味わいは、これまた焦げた感じの甘さ、ビターって感じ。でも円やかな出来で、

うー、旨い、です。

フィニッシュ(余韻)は、もうくらくら(酔っ払ったからではありませんよ)。鼻から抜ける香りを楽しめ、そして体中、燃えてくるように熱くなって、

幸せな気分

に浸れました。20年の想い出が走馬灯の様によみがえり・・・(なんてね

やっぱり、飲み比べ、だとそれぞれの良さが判りますよね。

久光さんの仰っている味わいが、まさに表現されていて、びっくりです

この後、B1のニッカブレンダーズバーで、皆さんと懇親会で、さらに盛り上がりました

ニッカウヰスキーの皆さん、主催されたAMNの皆さん、ありがとうございました。 

素晴らしい、シングルモルト余市1988 でした。

◆これを購入したい方、以下のページで、どうぞ。

入社して20年や結婚して20年、など

皆さんの「20年」の記念に

いかがですか。(ちょっと宣伝です)

ニッカウヰスキー シングルモルト余市1988 WEB販売

コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )