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昨日から開催されています民進党本部と地方自治体議員フォーラムの全国研修会は、今日2日目は分科会に分かれて学習しました。
第1分科会は「下流老人をどう防ぐか」、第2分科会は「日本で一番大切にしたい会社」で、私は第1分科会に参加しました。講師は、「下流老人」や「貧困世代」でベストセラーの著作者・藤田孝典さんです。
藤田さんは、まず、わが国の「一億総中流」は崩れていると断言し、いままで普通に暮らしていた中間層が、本当にちょっとしたきっかけで、河川敷に暮らすことを余儀なくされる現実を、実例を出しながら説明してくれました。
わが国の貧困の現状は、高齢者(65歳以上)の貧困率では22%であり、高齢者の4~5人にひとりは貧困である。そして、単身高齢男性は33.3%、女性は52.3%が貧困である事実は、老後に不安を持つ人たちの多さを物語っています。
藤田さんは、最後に、民主党時代に手がけた防貧対策や制度が、政権が変わった今出来上がりつつあるとエールを送ってくれました。
私も今回、新宿の都庁前の道路にブルーシートでつくられた「家」で暮らすたくさんの高齢者の姿を見て、貧困や下流化は他人事では無く、自分にもすぐそこにありうることだと感じ、対策の急務を考えました。
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