出したくないから、出さざるを得なくなるのです。

　５日から大阪府、兵庫県、宮城県に「まん延防止等重点措置」が発令されることに決まりました。東京を含めて、誰が見たって（と言うのは素人の私ですが）感染の再拡大であり、緊急事態ですが、国は相変わらず発令したくない訳で、「重点措置」さえ出したくなかったと報じられています。
　これだけ「後手」で犠牲を強いてきたのに、全く生かされません。今回も結局「重点措置」の発令を余儀なくされましたし、その効果の予測からは、いずれ「緊急事態」を発令しなければならないことになるのではないかと言われています。
　つまり、「なんとかなるのではないか」「まだ大丈夫だろう」の後ろ向きの思考・判断が、さらに重大な判断を下さざるを得ない結果をもたらし、国民に余計な犠牲を強いることになるのです。
　もちろん、「重点措置」で全国の感染が終息に向かってくれることを願っています。私たち国民が一番望んでいるのです。だから、早く終息に向かってほしいのです。そのための、効果的な対策を望んでいます。