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一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

610  窯の火を止め五月雨の世に戻る

2012年06月11日 | 

(かまのひを とめさみだれのよに もどる)

 昔のことだが、窯焚きが終わって、風呂に入り、仲間と一杯やり、眠る。そして、一度も起きずに15時間、唯ひたすら眠ったことがある。午後3時から、翌日の朝6時までで、若かったからできたことであろう。15時間、これは私の最長睡眠時間である。

 今思うと、あの15時間の睡眠から目覚めた時の朦朧とした脱力感は、間違いなく私の人生におけるいくつかの幸福感の一つであった。

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