(すりきれし あいちゃくもあり ころもがえ)
5月の連休も過ぎた暑い日、衣替えをした。炬燵も片付けたし、長袖は半袖に替えた。しかし、結局今は、再び炬燵を出して長袖を着ている。
平地からわずか標高400メートルの違いなのだが、どうやら梅雨が明けないと、冬物を片付けられそうにない。
意地を張らない、見栄を張らないで生きようとしているから、擦り切れているズボンでも私は穿いている。ところが世の中には、わざわざ穴開きジーンズを買って穿いている娘たちがいる。バカバカしさに呆れて大笑いだ。
「いっそのこと、ブラウスも靴下も靴も肌や髪まで、乞食スタイルに統一して町を歩いたらいかがですか」と言いたいが止めておく。
タツナミソウ(立浪草) シソ科タツナミソウ属の多年草