シベリア気団の南端が太陽光線に暖められて分家した「揚子江気団」。
そいつのド真ん中が日本列島に鎮座したお陰で、この土日はすごく穏やかな2日間になった。
今日は湯浅湾南にある、黒島でのんびりツアー。
黒潮に乗ってやってくる亜熱帯植物の北限エリアであり、またおびただしい数の海食洞がある無人島。
ここ、ほんとすごいよ。
洞窟が多いのは4億年前からの地層だからだけど、それくらいの年月風波に削られないと、なかなかここまで穴はあかない。数千万年くらいではまだまだ青二才で、最低一億年くらいしないと一人前の穴があかないという、悠久の世界だ。
こういう世界と比べると人間なんてまあ、20才も50才も60才も80才も一緒、白人も黒人もアジア系もラテン系も一緒、みんな泡沫みたいなもの。
たかが泡沫、されど泡沫。
人生短し、ばかばかしく争うことなかれ。
この黒島ツアーは結構風のコンディションに左右されるのですが、穏やかになれば素晴らしいトリップが約束されます。詳細は、
http://islandstream.la.coocan.jp/kuroshimatour.html