この土日は素晴らしい好天と凪に恵まれました。
きのう土曜日はワンデイツアーで湯浅湾北岸の「やびつ海岸」を漕ぎ進み、最北端の「宮崎の鼻」まで行くことが出来ました。このエリアは短い灌木に覆われた断崖絶壁、洞窟、ロックガーデン、美しい無人の砂浜、雨上がりにアーチを描く滝などなど、野性的で人の気配のしない、北方系の香りのする海岸線が続きます。ここに身を置いているとしばし、どこか別世界にワープしてきたような感覚に囚われます。
紀州の海岸線の自然美は、実に奥深いんですね。
なお、この時期は暑くもなく寒くもなく、夏と違って汗だくにならないので、そこそこ距離を漕ぐのが楽しい季節です。といってもツアーでは無理はしませんが、移り変わる景色をじっくり味わいながら進みゆくと、いつもまにか結構漕いでいたことに気づかされたりします。
秋から初冬の行楽シーズンは、ツーリング系シーカヤッキングにも最適なわけですね。
この湯浅湾北岸方面は、アイランドストリームの湯浅湾ワンデイツアーにおいて、秋から初冬にかけてのメインコースになります。北風の風裏であり、また時期的に南を通る太陽光線が正面になり、すごく美しい光景が広がるのがこの季節なんですね。
ある意味、ひとつの風物詩的風景だと思います。
どうぞお越し下さい。