一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

8月23日のLPSA芝浦サロン・強かった中倉姉妹

2013-08-28 00:07:05 | LPSA芝浦サロン
23日(金)のLPSA芝浦サロンは、1部(午後2時~5時)が中倉彰子女流初段、2部(午後5時~9時)が中倉宏美女流二段の担当だった。
きょうは少し時間があったので、彰子女流初段から教えてもらおうと思った。芝浦サロン直通の電話は月・水・金の14:00~20:00だが、1時45分ごろに掛けると繋がり、午後3時半の回と5時の回、両者の指導対局が可能だった。もちろんどちらもお願いする。それはいいとして、予約電話が上記の時間とは、やや不便だ。
私は例のコミカル似顔絵を持ち、東京駅のエキナカで宏美女流二段へのちょっとしたプレゼントを買い、3時15分ごろ芝浦サロンに入った。
彰子女流初段と目が合い、ご挨拶。彰子女流初段にお目にかかるのは昨年6月、マイナビのイベントのとき以来だ。きょうの対局者はTK氏やTod氏など、5人いた。
手合い係は大庭美夏女流1級。まずはファンクラブ「Minerva」の更新。今年3月の私の誕生日にバースデーカードが来なかったから、よほど更新を止めようかと思ったのだが、「更新は最低限の礼儀です」とあのHon氏がいうので、それに従った。5,000円。
プラス指導対局料が3,500円。さらにおかわり対局1,000円。〆て9,500円はけっこうな出費である。今年はもう、節約節約で暮らしていかなければならない。
美夏女流1級が小さな女の子2人の指導に入る。きょうも芝浦サロンは大盛況である。
彰子女流初段の対局が終わっても順番待ちの人がおり、私はなかなか入れない。駒込サロンではこの間に自由対局があったのだが、指導対局の時間が決まっている以上、勝手な対局はできない。
対局を終えたTK氏に「お久しぶりです」と声を掛けられる。TK氏と会うのは一昨年夏のジャンジャンマンデー以来ではなかろうか。社団戦の話をするが、TK氏は2日目の最終局で痛恨の敗戦を喫し、チームも3-4で負けた。
TK氏はうなだれていたが、私も無責任な慰めはせず、「あの敗戦はマズかったですねー」と、傷口に塩を塗ってしまう。しかし実力者TK氏のこと、次回は頑張ってくれるだろう。
ようやく彰子女流初段と指導対局となる。調べてみると、2011年3月4日以来、2年5か月ぶりだった。
「お久しぶりですね」
「はい」
「ずいぶん焼けてますね」
「沖縄に行ってきました」
という会話の後、対局開始。平手で▲7六歩△8四歩。▲2六歩なら横歩取りか角換わり。▲6八銀なら矢倉。私はいきなり三間飛車に振った。彰子女流初段は穴熊を目指す。まあ、そうであろう。
中盤は桂得して私が指し易いと思ったが、中盤で銀をボロッと取られる手をうっかりし、一遍に劣勢に陥った。続けて指した手がまた余計で、ここで戦意喪失した。もう少し彰子女流初段の前にいたいから指し継いだが、つまらぬ将棋にしてしまった。
左に女性の気配を感じたので見上げると、うおおっ!! 宏美女流二段だった。
「もう負けそうです」
私は嘆く。局面は敗勢で、こんなところを見られたくなかったが、仕方ない。
宏美女流二段が指導対局に入る。平成の平安美人はきょうも綺麗である。宏美女流二段は26日(月)に中井広恵女流六段との倉敷藤花戦を控えている。中井女流六段はこれに勝つと同棋戦3連勝で、私はマッカランを進呈しなければならない。「次は頑張ってください!」と、宏美女流二段を激励する。
「きょうはこのあと駒込ですか」
と宏美女流二段。まさにその通りだが、Tod氏が何かいったのだろうか。
私は彰子女流初段に投了を告げた。プロだから当然だが、彰子先生は強かった。
続いて宏美女流二段に教えていただく。とその前に、マッカランの代替賞品として、宏美女流二段からは、ある意外なものを所望された。もちろんこれは、後日差し上げる。
将棋は宏美女流二段の一手損角換わり。前回この戦型で私は快勝していたから二匹めのドジョウを狙ったが、今回は宏美女流二段も手順を工夫し、こちらはうまくいかない。先手だから4→1→7筋の歩を突き捨て仕掛けたが、ふつうに応接され指し過ぎになってしまった。
右ではTod氏が飛車落ちで指導を受けている。引き角にしたが、△6六歩▲6八金引を利かされ、全然使えない。玉は8八にいるが、上手角に間接的に睨まれている。▲9八玉△7六歩▲8八銀…。こんなペシャンコになっては下手敗勢である。
こちらはいい勝負になったように見えたが、これは宏美女流二段の想定内。どうやってもこちらが一手負けていたようである。
最後は▲7二飛と下ろしたが、△7八成銀▲同玉に△4五馬が王手飛車でズッコケた。
「Kunさんと同じ手を喰らった…」
と自嘲して投了。中倉姉妹に往復ビンタを喰らった形となった。
例の似顔絵は、今夜のジョナ研で再びみなに見せるが、その前に宏美女流二段らにも見せた。中でもTK氏には好評?で、これだけ驚いてもらえると、こちらも見せた甲斐があるというものだ。
時刻は6時半を過ぎた。そろそろ駒込に向かわなければならない。
「中井の○○チャンに勝ってくださいよ」
私は改めて、宏美女流二段にハッパをかけた。
コメント
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