7月19日~21日の3日間、この暑いのに伊勢皇大神宮へ参拝した。オカミはまだ大和山で奉仕中。今までの経験で旅行を計画するに当り、私とオカミの目的とタイミングを会わせることは難しい。また伊勢詣りは長年の夢であり、私にもあと時間があまりない。オカミの留守中を無為に過ごすのも不本意なので、思い切ってガイドブック片手にただ1人で出かけることにした。
この3日間は何れも「今日が最高!」という暑い日ばかり。35℃から37℃、地面近くは40℃くらいもあったろう。電車の中は極楽だが、一旦外へ出ると炎熱地獄。この時期に名古屋、津、伊勢辺りは来るもんじゃないとつくづく思う。
「お伊勢参りは、前日は二見浦に泊って」という定説?に従って、19日は真っ直ぐ二見浦へ行きました。駅からホテル(リゾートイン二見)までは1.2kmくらいで、いくら暑くてもタクシーに乗るような距離ではない。日陰を歩こうと思ったが日陰がない。炎天下を歩いて20分かかった。とにかくホテルで一休み。見どころは二見シーパラダイス、伊勢・安土・桃山文化村などあるようだが、こう暑くては行く気になれず、夫婦岩一点に絞った。
一息ついてから、明日の日の出を見る目的があるので、夫婦岩の下見に出かけた。まず、がっかりしたのは浜の松原と渚の間がコンクリートの防波堤で固まって、これが延々と続いていたこと。大正天皇が幼少の頃、この海岸で海水浴を楽しまれたというが、その頃は松原と渚は土で繋がっていたことだろう。夫婦岩のある場所も、こんな不粋なものはなかったに違いない。でも。写真に撮れば、昔ながらの夫婦岩に写る。翌朝は4時に起きて、夫婦岩の日の出を写しに行った。
昼間の夫婦岩 黎明の二見浦海岸
日の出前からカメラマンが集合 雲があったが、岩の間から日が昇る
この時期、あの地方へは行くもんじゃないですね。
でも、朝夕はちょうど良かったですよ。
久しぶりに酷暑を体験しました。
そういう中のご旅行大変だったと思います。
だけど、そういう好奇心の塊のような行動力が池守さんの若さの秘訣なんじゃないかと感心しています。
私なんかこの暑さに旅行するなんて考えは全く浮かびません。脱帽、脱帽です。