いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

是枝裕和監督に エールを送ります。 カンヌ映画祭。

2013-05-21 16:31:51 | Weblog

       


       是枝監督、てごたえを感じたようであります。
       結果は26日、5日後です。



       


       去年秋ころだと思うけど、是枝さんのテレビドラマを取り上げました。
       テレビ出身で、映画にうつり、テレビをしたいと、そんな話しだったと思う。
       人、人間関係の機微、その映像化、画面づくりが気に入っていましたね。
       そのあとは知らなかった。



       

       


       “オノマチ”さんこと、尾野真千子さんも出ている。
       これも嬉しい。
       “オノマチ”さんもしばらく取り上げた。
       彼女の大人さ加減が気に入っておりました。

       ま、わたくしのチョイス・センスを自慢しているわけですね。




       



       テレビドラマの時は、宮崎なんとかという若い女優さんも起用して
       いました。
       今回の映画では、福山なんとかというミュージシャンを起用して
       います。
       是枝監督の起用ルールが想像できますが、このふたりは嫌いです。
       二人とも、なんか勘違いしているように思うのですね。


       「藁の盾」も評判そこそこみたいですね。
       26日、日曜日。





       

ジョン・ロンスン 「 サイコパス・テストへの奇妙なこたえ 」 プレゼン・2

2013-05-21 15:52:39 | Weblog

DSMを読みながら、自分は想像以上におかしいのかと考えたり ― 訓練されたプロ以外自分自身を診断するのは
よくないと思ったり ― あるいは精神科医は普通の行動を精神障害と 名づける奇妙な欲求があるのだと
考えたりしました。 どれが正しいかはわかりませんが、 少し興味がわいてきました。
精神医学に批判的な人に話を聞こうと考えました。まず、「サイエントロジー」信者とランチすることになりました。(笑)


   


   サイエントロジー(Scientology)は、L・ロン・ハバードが創始した新宗教である。
   使用されている用語など、見たところは伝統的な宗教よりも自己啓発セミナーに似ている。
   実際、サイエントロジーで実践されているダイアネティックス(一般大衆向けの心理療法)が
   その最初期の形態だった頃、「これは科学である」と彼らは主張していた。
   自らを宗教と主張するようになったのは、サイエントロジー教会の設立以降である。




その人の名はブライアン ― サイエントロジストの精鋭チーム・CCHRを率いて精神医学を片っ端から叩き潰そうとしています。
こう尋ねました。「精神医学は ― いかがわしい疑似科学だと証明できるかい?」。
彼のこたえは「ああ 証明できるよ」 「どうやって?」。
「トニーに会えばいい」 「トニーって 誰?」 「トニーはブロードムアにいる」。
ブロードムア病院は、 かつてブロードムア刑事犯精神病院と呼ばれた所で 連続殺人犯や 自分を抑えられない人が送られます。

トニーが何をしたのかブライアンにたずねると 「大したことじゃない。 誰かを殴ったか何かした後 ― 狂ったふりをして 刑務所送りになるのを逃れようとしたんだ。 ただ上手くやりすぎてブロードムアに収監された。 彼が正気とは誰も信じないだろう。
トニーに会いにブロードムアへ行ってみるかい?」 「ぜひ」と。


   


   欧米人のインテリにありがちな(?)話法ですが、それはしょうがありません。
   さて、クラリス・スターリングとハンニバル・レクター博士の邂逅みたいな世界が
   始まるのでしょうか。
   猟奇殺人犯で元精神科医のレクター博士ほど怖ろしくはありませんが、現実ゆえの
   限りない怖さがあります。

   つづく。





ジョン・ロンスンさんのプレゼン。「正気と狂気の間にあるグレー・ゾーン」。

2013-05-21 03:42:46 | Weblog

映画「ヤギと男と男と壁」のことを書きましたが、ジョン・ロンスンさんはその原作者です。







原作本「実録・アメリカ超能力部隊」ジョン・ロンスン 文春文庫 

ジョン・ロンスン氏は、ロンドン在住となっています。
タイムアウト誌、ガーディアン紙などでコラムニストとして活躍されていたのが出発点で、
テレビのドキュメント番組の制作で、評価をうけたとのこと。そのあと、
過激な思想の持ち主にインタビューを敢行したThem:Adventures With Extremistsで作家デビュー。
「実録・アメリカ超能力部隊」は二作目ということですね。

「過激な思想の持ち主」とは、ネオナチやKKKなどだそうで、
彼の興味はどうもこのへんにあるようですね。こんな本を書いています。





で、表題のプレゼンテーションになるのですが、ことしの3月か、去年だか不明。
プレゼンのタイトルは、
「 サイコパス・テストへの奇妙なこたえ 」(TED 日本語)。
これが面白い。





このおじさんです。
こんな前置きで始まります。


     DSMマニュアル。 これは精神障害を診断するマニュアルで あらゆる精神障害が載っています。
     1950年代には薄っぺらな冊子でしたが、 その後 どんどん どんどん厚くなり 今では886ページもあります。
     現在374種類の精神障害が掲載されています。
     自分に精神障害があるか考えながら、 パラパラとめくっていくと 12種類あることがわかりました。(笑)
     まず 全般性不安障害です。 これは予想通り。 そして悪夢障害 ― これは追いかけられる夢や
     ダメ人間と言われる夢を繰り返し見る障害です。
     私は夢でいつも誰かに追いかけられて 「ダメ人間」と罵られます。(笑)
     親子関係の問題も抱えています。 これは両親のせいでしょう。(笑) 冗談です。 
     いや本当です。 いや冗談です。
     仮病もあります。 仮病と全般性不安障害を 両方もっているのはかなり珍しいと思います。
     だって、 仮病を使うと不安になるのですから。


まず、確認しましょう。
サイコパスとは、
サイコパスは精神病質と呼ばれ、反社会的な人格を指します。
反社会的人格とは、感情が欠落したり、極端に冷酷だったり、社会の規律を守れなかったり、
罪を犯しても罪悪感が極めて薄かったりします。
大衆のイメージでは、サイコパスは異常殺人者や異常な犯罪者と言うイメージが強いと思いますが、
実はそれはごく一部の話で、大部分はもっと軽度な場合が多く、猟奇的な殺人事件の犯人でさえ
サイコパスで無い場合もあります。
なので診断でサイコパスと診断されたからと言って「極めて異常」という事ではなく、「少し人とズレている」程度に思っておきましょう。


     狂気と正気を確実に分ける一線はあるのでしょうか?
     『サイコパスを探せ! 「狂気」をめぐる冒険』の著者ジョン・ロンスンが、
     正気と狂気の間にあるグレー・ゾーンを明らかにしていきます。


どうですか。
どうも、最近の夢見が気になるので、わたくしは、ワクワクしています。
ご興味おありの方は、このシリーズにおつき合いくださいませ。