いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

“ブレード・ランナー”のここが好きだ ?!!

2011-12-08 20:26:40 | Weblog





   デッカードが屋台で注文すると、右のおじさんがいう。
   「ふたつで十分ですよ」
   デッカードは、4つとかいうのだが、
   おじさんはくり返す。

  「ふたつで十分ですよ」
  「ふたつで十分ですよ」


   こんな大きい声じゃないが、高い声で2度3度とくり返す。
   昔、当時というべきか、その時は麺類だろうと思っていたが、
   “スシバー”らしい。
   いろいろな編集版があって、その注文の品が出てくるものも
   あるらしい。






   つぎに好きなのが、この右の電光看板だ。
   『強力わかもと』と書いてあったと思う。
   芸者さんがなにかしゃべるんです。
   それも、かなり高いキーだったと思う。
   
   この看板のある空間設定がたまらない。











   この街が好きだ。
   2019年と設定されている。






   この老婆もいい。
   デッカードが、ウロコのようなものを渡すと、
   大掛かりな顕微鏡のような器具で、
   そのウロコを読み取る。
  
   「これはヘビのウロコだよ」「製造月日も書いてあるよ」
   つまり、この設定の時はいろいろな生き物を製造していたという
   ことが判明するわけですね。
   タイレル社が開発した最新レプリカント“ネクサス6型"の男2人と
   女2人を“ブレード・ランナー”・デッカードが狩ってゆく。
   そういう映画なんです。




   レプリカントは4年で寿命がくる。その怖れ、不安。
   彼らの幼いころの記憶は彼らのものではない。写真もそうだ。
   デッカードもその役割に疑問をもってくるのだが。

   映画は、見る人たちとさまざまに育て上げられてきた。
   デッカードは、レプリカント“ネクサス7型”だった、というもの
   が既に歩き出している。

   きょう・8日、7チャンネル(テレビ東京)での放映。
   映画は82年に公開。
   アリコと通販のCMばかりが入ってきてやりきれなかった。