いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

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「しらせ」レポート/2010.2.10.

2010-02-10 18:49:33 | Weblog


「しらせ」の消息はお伝えしなければなりません。

□退役「しらせ」、環境基地に=海自横須賀基地を出港  
 2010年2月10日(水)12:03

 退役した南極観測船「しらせ」(1万1600トン)が10日、海上自衛隊から
気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京都港区)に引き渡された。
同船は1982年、3代目の南極観測船(砕氷艦)として建造。昨年7月の退役後、
同社に譲渡された。英字表記の「SHIRASE」に改名する。

 防衛省によると、しらせは、無線機やかじなどの機材がすでに外されて自力航海
できないため、タグボート3隻に引かれながら、母港だった神奈川県横須賀市の
海上自衛隊横須賀基地を離れた。 しらせは、まず横浜市中区の三菱重工本牧工場の
ドックに入り、検査や補修を受けて3月下旬、再び出港。千葉県船橋市のコンビナート
岸壁に係留され、5月2日から一般公開される予定だ。

 ウェザーニューズ社によると、しらせは展示だけでなく、世界中の氷を観測する
同社施設を船内に移すなど、気候変動や環境問題に取り組む場として活用され、
環境情報発信基地としての新たな任務を担うことになる。


と、まあいうことなのだが、

タグボート3隻に牽引されていく「3代目南極観測船・しらせ」の状景を
想像する時、感慨深いものがあります。
現在、南極にいる「4代目・しらせ」を横須賀に見に行った時、
「3代目」は海自の護衛艦の1番奥に係留されていました。
気がつくヒトも少ないようで寂しいものでした。
この時はまだ行く末が決まっていなかったんじゃないかな。
引き取り手が現れなければ、解体なんていう報道もあったように
記憶しています。
しかし、「気象情報会社」とはねえ。
企業形態というのか、産業の構造式が明らかに変わってきてますね。


フォトはなんの関係もありません。
横浜で見かけた海上保安庁の巡視船です。
ちょっと映画っぽいでしょう。
(でも、「宗谷」は巡視船からの転用だったかも知れません。
「しらせ」から、海上自衛隊の所属になったのではないかな)