アンデスに『ウユニ塩原(えんげん)』という空間がある。
塩の巨大な平地である。
雨期には若干の水が溜まり、“天空の鏡”が出現する。
“鏡”は大空を映し込む。
それがこれだ。[1/16.1ch.]
わたしは2度目の目撃だと思うが、全くまいってしまう。
1度目は、デザイナー氏が大自然の中に“直線”を求めるみたいなよくわからない
追求だったと思うが、
こんどは素直な体験の追求であった。
データは以下です。
ウユニ塩原(えんげん)はボリビア中央西部のアルティプラーノにある塩の大地。
標高約3,700m。南北約100km、東西約250km、面積約12,000km²の広大な塩の固まり。
塩原の中央付近で回りを見渡すと視界の限り真っ白の平地であり、雪原にいるよう
な錯覚をおこす。
(学術的に正確な表現は「塩原(えんげん)」、一般には「塩湖」と呼ばれる)。
ウユニ塩原はリチウム埋蔵量で世界の半分を占めると見積もられている。電気自動車
の電池などリチウム需要は将来的に高まると予想され、新たなリチウム産地としても
注目されている。2009年現在は本格的な生産は行われていないが、ボリビア公社事業
として2010年を目標にパイロットプラントの設置が進められている。事業には日本の
住友商事、三菱商事、フランス・ロシアのグループが参画を目指している。