以前にもブログ記事で紹介したクリプトコッカス・ガッティですが、このたび「国内初じゃない?」という報道がありました。
北米で集団発生の強毒カビ (朝日新聞 8月24日)
最近の渡航はなく、真菌の遺伝子情報をみると、カナダのものと一致だそうです。
感染研が実態調査に乗り出す、、とあります。それはそしてどのように。
7月23日のMMWRが疫学データをまとめています。
(日本語要約)
Emerge . . . 本文を読む
感染症の数は、本当に症例が増えている『真の増加』と、その他の因子が影響して『増えているように見える』場合とあります。
例えば、感染症診療に熱心な医師が着任すると、とたんに感染性心内膜炎が増えたりします。
検査を適切にオーダーするからですね。
結核は1症例把握されたあとに接触者健診をしますので、新規症例把握につながります。
一般に、無症状の人は受診をしませんし、検査を受ける機会がありません。
し . . . 本文を読む
信州の「きくけこ先生」がほそぼそと(?)再開したブログの記事に紹介のあった信濃毎日新聞の社説は、同じテーマの他の新聞社説が製薬会社のプロパガンダのようなものであるのと比べると、「社会の問題」という切り口が明確で、「新聞の記事っぽいなあ」という印象です。
(そんな当たり前のことにしみじみしないといけない状況が続くこの頃)
社説にはこどもの任意ワクチン助成が遅れている問題、性について話し合うこと、等 . . . 本文を読む
23日に広域抗菌薬の講義がおわり、これで今年の東京医大の連続講義が終わりました。
毎回、お忙しい中ご準備いただいた福武先生・大瀧先生はじめ講座の皆様ありがとうございました。
今日はおつかれさま会を「もうやんカレー」でしました。
感染制御部と臨床検査医学の先生方と楽しい時間をすごさせていただきました。
水曜日の外来に来ていただけるPGY1の先生ともお会いしました。
臨床感染症の訓練を受けること . . . 本文を読む