一般の人は何にお困りか?あるいは何に気づいていないか?
「豚肉系が好きなんですけど、たべたらやばいですか?」→やばくありません。好きなだけ食べて下さい。
「メキシコ方面に旅行に行く予定なんですけど、いってもいいですか?」→たぶん「いいですよ」とは誰もいえないでしょう。、そもそも現時点の情報で先々を予測することはできません。
何もなければ結果オーライですが、万が一自分には何もおきなくても、飛行 . . . 本文を読む
(コメント欄やメールで疑問点の指摘がありましたので検査の話。詳しい人がいたら補足をおねがいします)
CDCの週報MMWRは毎週木曜日(日本の)に出るのですが、今回のブタフル記事は号外(臨時)で出ました。デジタル時代ならではのすばやさです。
「The patient, who continues to reside in Dallas, tested positive for influenza . . . 本文を読む
ニューヨークの私学の生徒がブタインフルエンザに感染していたことについてニューヨークの保健当局がプレスリリースした内容です。
日本で帰国した人に疑い例や確認例が出たときにどの程度の対応をすべきか、サイズや質の参考になるかなとおもいました。
外国では感染症対策の訓練のひとつでリスクコミュニケーションを受けています。
ちゃんと行政が対応していますよ、、ということがもりこまれていますし、
具体的に何を . . . 本文を読む
朝日新聞が3月に夕刊で「感染症ウォーズ」という連載をしていました。
第一話は3/5「カモのうんちに宝が潜む」でWebで公開されています。
http://www.asahi.com/jinmyakuki/TKY200903050203.html
第二話は3/6「渡航延期を勧告します」でまだwebに掲載されていません。
この記事は今年から自治医大の教授になられた尾身茂先生がWHOの西太平洋事務局( . . . 本文を読む
(お問い合わせも多いのでしばし関連記事を続けます)
一般の人でさえ「とりじゃなくてぶた?」という質問をしてきます。
ブタブタたいうとブタのイメージが悪くなり(?)、現在フォーカスされているヒトーヒトについての理解がねじまがるかもしれないのでswine influenzaというべきでしょうか・・。
日本のこれまでの対応はたしかにH5N1フォーカスされています。
ベンチャー企業や研究者もH5N1の . . . 本文を読む
感染症の疫学を学ぶときに基礎の基礎として学ぶのは「ひと・とき・ばしょ」。
英語ではTime, Place, Personです。
いつどこでどんなひとたちが感染している(いた)のか。
ニュースを聞いているとどんどん数は増えるように感じますが、今現在もじゃんじゃん感染して拡大しているのか、報道の影響で検査を受ける人が増えて精度がよくなっているのか、検査キットが開発されて医師がより多く検査をしている . . . 本文を読む
米国の専門医は定期的に再認定試験を受ける必要があります。その前に各領域のUpdateをするために短期セミナーなどが設けられています。
過去に若い先生方を引率して何度か参加したハーバード大学の成人感染症のセミナーもそのひとつ。
編集長が今年検討しているのは「シカゴのレビューコース」といわれているものです。
今年は8月28日~30日です。オンラインで受付中。研修医は大幅割引アリ。
http://w . . . 本文を読む
世界の危機管理に対して情報提供やコンサルテーションを行っているVeratect
http://www.veratect.com/
が今回の事例についての経時的な情報を公開しています。
バイオサーベイランスというサイトで知りました。
http://biosurveillance.typepad.com/biosurveillance/2009/04/swine-flu-in-mexico-timel . . . 本文を読む