会社にはひじょうに申し訳ないのだが、
今日の仕事は夕方からなので、
朝から男鹿半島へ向かう。
もちろん、男鹿地方特有の
「なまはげ」の謎を明らかにするためだ。
男鹿なまはげラインは、
八郎潟干拓地と日本海にはさまれた
砂州のうえを走る。
太陽光パネルが
並べてあるところと、
白い花が満開の
アカシアの林が交互に過ぎる。
終点の男鹿駅から
山中にある「なまはげ館」へ行く。
男鹿半島の山といえば
寒風山かと思っていたが、
真山【しんざん】という、
修験の山がメインだそうだ。
それで「なまはげ館」だが、楽しめた。
男鹿地方各集落で作られた
なまはげが100体以上、壮観!
それから、じっさいの行事のビデオが傑作で、
泣き叫んで柱にしがみつく子どもを、
無理やり引きはがそうとするまさにオニ。
子らにトラウマを残さないか心配だ。
ちなみに、ナマハゲ→全面でないハゲ、
ではなく、
生身剥ぎ、生剥ぎ、なもみ(火だこ)剥ぎの
転訛だそうだ。
追い剥ぎの一種ではなくて、
囲炉裏端で長時間怠けてると、
あるいはできてしまう
低温火傷のカサブタを引っぺがして
怠けを懲らしめる、
ということらしい。
マレビト、来訪神でもあるようだ。
だいぶ笑かしてもろた。
さて昼ゴハンは期待できそうだと、
漁港近くの寿司屋に入ると、出てきたのがコレ。
せっかくなので、先っぽの入道崎へ行ってみた。