鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

竹橋の近美で芸術鑑賞

2011-11-18 23:30:00 | 日記

仕事のあいまに

東京国立近代美術館

111118_1.jpg

知人が「ヴァレリオ・オルジャティ」がよかった、

というから。

しかし、メイン展示は

「ぬぐ絵画|日本のヌード1880-1945

いつも企画展示は込んでるのに、

今日はがら~んとしてる。

チケットを買うのも、

もぎりを通過するのも気持ちうつむき加減。

なぜなら、ハナから最後まで、

女性のヌード、ヌード、ヌード。

といっても「写実」とはほど遠い作品ばかり。

高度成長期以前の日本の女性、

いやたぶん世界中の女性が、

みな、ぶよんぶよんだった、

ということがわかった。

しかし、

展示室ごとに座ってる監視の人が、

女性ばかりなので、

やはり絵のまえにジッといるのは憚られる。

ほかの人も同じようで、

「芸術鑑賞!」とはいえ、

なんとなくぎこちない展覧会でした。

「ヴァレリオ・オルジャティ」は、

平常展示の一角で、

じっさいの建築のビデオと、

1/33のモデルが並べてあった。

この1/33というのがミソだと書いてあった。

70年代の冗談みたいな、

つまり大阪万博のパビリオンみたいな建物ばかり。

しかし、窓の取り方が気になって、メモした。

111118_2.jpg

平常展のほうも「ぬぐ」ものが並べてあって、

写真展示はしっかり見た。

三島由起夫を撮った「薔薇刑」は余計。

口直しに休憩室からしばらく竹橋の夕景を眺める。

東京国立近代美術館

「ぬぐ絵画」も「ヴァレリオ・オルジャティ」も

年明け115()まで