今年は攻撃的な1年にしたかったのだが、
早11月が終わろうとしている。
まえから、その名まえが気になってる
檜洞丸(ひのきぼらまる1,601m)を攻める。
えいっ!と朝から出かけてみた。
ところが、丹沢湖マラソンとやらで、
国道246号、松田を過ぎてからノロノロ、
西丹沢自然教室に着いたのは10時すぎだった。
しようがない、ツツジ新道を単純往復に切り替えた。
しょっぱなからエイエイと登る。
紅葉は下のほうだけで、ほぼ終了。
少し平坦があってホッとしたのもつかの間、
ゴーラ沢出合で清流を越えたら尾根までずっと
よじのぼるような道が続いた。
急速に高度を稼いだので、
ふりむくと富士が見事。
一見して高齢者の集団が、
談笑しながら抜いていく。
やはり私が運動不足なのだろう。
しかし、標高差が1000mもあるとは。
頂上につづく尾根は林床保護のため木道になってる。
昭文社の地図に書いてある標準タイム通り、
13時に登頂。
ここまで2リットルの水分補給、
一度も尿意が来ないほど汗をかいた。
自粛しているカップヌードル、
しかもビッグサイズを食す。
コンビニでお箸をもらうの忘れた。
すでに山頂には誰もいないので、
あわただしく下山開始。
こんな崖みたいなところを登ってきたんか、
と感心するほど降りごたえのある道だった。
しかし帰りは2時間。
膝は笑いながらもだいじょうぶ。
ツツジ新道というからには、
こんどはツツジの季節に登ろう。
まだまだ若い。
丹沢には変わった名まえの山が多い。
当初予定していた下山ルートは、
大笄、小笄、犬越路(これは尾根かな)。
ほかに畦ヶ丸など「丸」のほか、
テシロノ頭など「頭」が山名になってる。
「ユーシン」は意外につまらなくて、
小田原藩の士族授産組織「有心会」が開拓したからだとか。
ヤビツ峠も「矢櫃」と書くとふつう。
しかし味わい深い山塊です。