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自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

免許センター 屈辱 服従 達観①

2007年05月14日 22時48分52秒 | Weblog
幕張の運転免許センターへ行ってまいりました。
そうです。聴聞会と講習を受けに、です。以前は簡易裁判所に行き、聴聞を受けた後、免停日数がきまり、免許センターへ予約をして講習を受けに行くという手間があったのですが、現在は多くの人がいっせいに免許センターに集まり、同時に流れ作業のように聴聞会を受けすぐに講習会が始まるという手際の良さでした。
確か以前は職業ドライバーややむを得ない事情等が裁判所で考慮され"刑期"の短縮や"取り消し"の取り消しなど、その人ごとに異なる判断がありました。みんないろんな理由を考えたものです。
現在は事務的で、もはやそこには何の情も入る余地のない、ていうか、そんなんやったらやらんでもええのに、、、でも面倒ないしええわ、、ぐらいのベルトコンベア聴聞会でした。
それには飲酒の規定が強化され、取り消しや長期免停の対象が劇的に増えたことが背景にありそうです。以前は中期と長期は講習が一緒だったのに今回はそれぞれが大量のために別れて、しかも毎日講習がありますので好きな時に出席できるという融通の利きようです。一人一人に合わせた判決などできようもない有様でしたよ。
長期講習受講者の80%以上が飲酒運転のようで、講習会の内容も、飲酒に偏ったモノでした。中長期免停3回目の私から見て、昔は中長期講習といえばヤンキーや暴走運ちゃん等のアナーキスト的、反社会的な人物が多く、講習会も荒れていました。そう、まるでそこだけ校内暴力全開の工業高校のように。
見せられるビデオも短期免停の時は、残された者の悲哀や、加害者の反省シーンなど、人の情に訴えるモノがメイン、中長期者には残酷モノで、血が飛び散り、人が死に、B級スプラッター並みのおどろおどろしいモノでビビらせるという手法をとっていたものです。実はそれがちょっと楽しみだったりしていたのですが。
しかし現在は、飲酒がらみの田舎のじいちゃんばぁちゃん、初心者期間でちょっとやっちゃった人など普通の人が多く、スプラッター映画では気分を悪くしてクレームがつく可能性もあり、ずいぶんマイルドなものに差し替えられていました。
昔は延々B級ホラービデオを見せられたのですが、今回は1日目はほとんど適性検査、IQテストみたいなのから反射神経、動体視力検査など検査漬けでした。まるで年寄り扱い。そしてなんと実車講習もあり、20年ぶりに教官を乗せ、受験生にまぎれてテストコースを走ったのです。自動車学校に行かずに警察で直接検定を受ける、俗に言うイッパツ教習検定では四輪3回目、限定解除一発合格の私は本領発揮。
「車の寄せ方、確認、スムーズさ、職業ドライバーみたいだね~。もったいないねぇ。」と教官。でもどうせ免停期間は縮まないんでしょ。

平均すると年1回は免許センターに行くのですが、その度にするのが献血です。
免許センター敷地内にある献血センター玄関には「ピンチ!!O型」って書いてあるのです。何故か常にO型と書いてあります。そういえば長崎でバイクが壊れてすることがなかったときには1週間に2回献血しました。(ホントはいけないのだけれど、菓子パン欲しさに、)
朝早くからの講習でしたので血を抜きながら眠りたかったのですが、人の倍の速さで血が出てしまい、あっという間に終わっちゃいました。「ちょっと血が濃いですね~」多分肉のあぶらみでどろどろです、あぃ、とぅいまて~ん。

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2 コメント

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耐えましょう。 (やん坊♪)
2007-05-15 10:50:26
免許関連事業は巨大産業だね。

今日から45日間のオツトメかあ。
とにかく1年間耐えて、免許綺麗にするしかないよ。
僕も免取復帰組で、前歴1回の扱いらしい。
故に、50キロオーバーで再取り消しっす。

ちなみに1年間の起算日はオツトメ終えて、免許が戻ってきた日だからねー。
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巨大産業さ (かさじ)
2007-05-15 12:50:49
その通りです。2日間の講習で27000円。一クラス30人くらいだったから長期だけで毎日80万円なり。反則金、罰金などで不況などどこ吹く風です。
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