平成28年3月15日、研究者、地元自治体、民間企業、流域住民が協働で進めている「閉伊川サクラマスMANABIプロジェクト」が一般社団法人ジャパン・レジリエンス推進協議会が主催する第2回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)NPO・市民活動の部門で金賞を受賞しました。
ジャパン・レジリエンス・アワードは、国土強靱化基本法に基づき設置された表彰制度です。国土強靭化基本法の附則に、「国や地方公共団体だけではなく、地域住民、企業、関係団体等も含めて被災状況等の情報を共有すること、平時から大規模自然災害等に備えておくこと及び新たな技術革新に基づく最先端の技術や装置を活用することが不可欠である」とされています。
本表彰では「企業・産業部門」、「地方自治体部門」、「教育機関部門」、「NPO・市民活動部門」の4部門が設けられ,部門毎に金賞、最優秀賞、優秀賞、優良賞、そしてグランプリ、特別顧問賞/特別賞が選定されました。本年度は240件の応募の中から選定され,「閉伊川サクラマスMANABIプロジェクト実行委員会」の取り組みが、NPO・市民活動の部門における優れた活動として金賞を受賞しました。閉伊川サクラマスMANABIプロジェクトは、地元の特産品であるサクラマスを活用し、食の本有的(固有)価値を理解し,共感力を醸成しながら、持続可能性・レジリエンスの高い流域社会を実現するための年間を通した体験学習プログラムです。本取組は、文部科学省科学研究費,文部科学省過疎高齢化対策推進費,ニッセイ財団,河川財団,日本財団,こども夢基金,さんりく基金、宮古市創造基金,三大学連携推進会議(岩手大学,東京海洋大学、北里大学)等の支援を受けて行われています。
なお、受賞の詳細は、日本経済新聞にて紹介される予定です。
http://www.resilience-jp.org/20160316090034/
佐々木則夫監督と