卒業式のシーズン
はじめて港区特別支援学校卒業式に出席させて頂きました。
とても感動しました。
卒業生一人一人の表現力が素晴らしいですね。
体全身を使って卒業のうれしさを表現していました。
卒業証書を校長先生から頂いた後に,壇上で一人一人が思い思いのスピーチをするのです。
「がんばります」「いえーい」といった素直な表現もありました。
本当に喜んでいる様子が分かりました。
中には,「卒業したらお金を貯めてお父さんお母さんを楽にしてあげたいです。」
といった親思いのスピーチに目が熱くなりました。
本当に一人一人の生徒さん達が輝いてました。涙が止まりませんでした。
先生方そして保護者の皆様のご努力の賜であり,そして本人達のがんばりですね。
来賓の元校長先生は次のようにお話ししました。
初めて会ったのに、おめでとうって言えるのは、本当に嬉しいことです。
私からは2つ、1つは短いお話しと2つ目は拍手です。
私は小さい頃お母さんをなくし,お父さんに育てられました。父に言われたのは、「お母さんのことを忘れてはいけないよ。お母さんはいつも心の中にいるのだから。」
父は86歳まで生きましたが、私が学校の先生になった時、父が学校に押しかけてきました「うちの息子が迷惑をかけていないか」と。
そのとき,思い出したのは、父の言葉「母は心の中にいる」です。
最後に今までお世話になったお父さんお母さん、そして頑張った卒業生の皆さんに拍手を送りましょう。