秋の晴天の日だった。バスが2台、北黄金貝塚の駐車じょうに停まっていました。ツアーの名前が「たらふくまんぷくツアー」というもの。なんでも、募集するときに、内容を詳しく教えることのない、「ミステリーツアー」であった。
食べ物に関係するツアーで、札幌と函館方面から来ていたようです。どこで昼食を食べるのか、聞いていないのが楽しいです。夢と希望のある食欲の秋にふさわしい興味をそそるツアーでした。
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円筒土器は、細長い筒である。厚さは1センチ未満とうすい。尖底式土器は1センチくらいである。うすい方が、熱効率もよいが、つくるのに技術が必要だろう。
内側を映してみた。なんとなく横向きにしま模様が確認できる。粘土を輪にして積み上げてつくったと想像できる。輪積方法と言っても良かろう。
作り方は
①粘土を探す ②粘土をこねる ③形をつくる ④文様をつける ⑤乾燥させる ⑥野焼きする
手順を書 . . . 本文を読む
この時代は、円筒土器文化時代(縄文中期)ととらえています。
およそ5000年ほど前の時代と言えます。専門家は、細かい年数を書いたり時代も細かく分けていますが、一般に話すのには大まかな方がわかりやすいのです。「円筒土器時代」として説明します。
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この画像で、上のとがり底は、縄文前期でその他の細長い土器を「円筒土器」といいます。
三内円山遺跡など縄文時代でも一番 縄文らしい文化(縄文の心)を . . . 本文を読む
噴火湾の対岸に晴れた日には駒ヶ岳が見える。
暖流系の環境(B貝塚)から、寒流系の海(A貝塚)に変わったのだ。環境の変化が安定するのに約500年かかるという事です
それに、噴火湾沿岸の火山(恵山 駒ヶ岳 有珠山)は活動をしていただろう。この貝塚の下には、対岸の駒ヶ岳(ko-g)の火山灰の堆積層がある(約6000年前)その上に堆積物があり、そして貝塚がつくられている。大まかな年代だが、およそ5 . . . 本文を読む
すり石と石皿は対に使うと解説をします。石皿の上で物を置いて、すりつぶす道具だといいます。これは、A貝塚時代のものです。
次の画像は、C貝塚の出土品の画像です。B貝塚の遺物が少ないので、向かいの丘の北黄金2遺跡のC貝塚の報告書から引用してきたものです。くぼみがあり、手に持って仕事をするには適しています。画像の向きが縦ですね
この石は、安山岩で鑑定はしていませんが、有珠山で噴火してできた岩 . . . 本文を読む