縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

北黄金貝塚14(A貝塚 円筒土器2)

2018年11月03日 | 縄文楽


円筒土器は、細長い筒である。厚さは1センチ未満とうすい。尖底式土器は1センチくらいである。
うすい方が、熱効率もよいが、つくるのに技術が必要だろう。

内側を映してみた。なんとなく横向きにしま模様が確認できる。粘土を輪にして積み上げてつくったと想像できる。
輪積方法と言っても良かろう。

作り方は

①粘土を探す ②粘土をこねる ③形をつくる ④文様をつける ⑤乾燥させる ⑥野焼きする

手順を書いただけだが、簡単にできるものではない。詳しくは、他の資料を当たってみてください。

この穴は何でしょう。土器をつないで再利用したものです。

ものの貯蔵、保存に利用したのでしょか。
この穴も簡単に開くと思ったら大間違い。土器も硬くて、気長にキリを回していないと空きません。

石のキリで開けたのでしょう。

 

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