「東日本の縄文時代晩期を代表する、いわゆる亀ヶ岡式土器で、1930年に山内清男により大洞(おおぼら)式と命名されました。本資料は口径16cm、底径8cm、器高7cmの鉢形土器です。岩手県立博物館八木勝枝氏のご尽力により、縄文時代晩期末の大洞A2式(大坂2009)に相当する可能性が考えられるようになりました(当館研究報告第36号参照)。とあります。「土器の形は地形」ですので土器から推測できることは◇ . . . 本文を読む
「宮城県七里ケ浜町(大木囲貝塚)の土器と思う。高台からは塩釜湾や馬放島などを眺めることができます。 ここから出土した縄文式土器は、「大木式土器」と呼ばれ、主に東北南部で出土する僅かに底を欠きますが、ほぼ完全な形をとどめています。
口縁部が外側に開く、スマートな縄文土器です。」解説があります。鉢巻状の部分を型式の特徴としたのだろう。東京湾の周辺の遺跡から見られたので、場所は東京湾ではないが「潮干 . . . 本文を読む
「円筒式土器」だが出土した遺跡場所が見つけられなかった。拡大図と添付しているが「透かし模様」があると感じられたら良しとしたい。ここまで細かく環境を模するには、地域に住んでいる人でなくては作れない。・石や岩 ・墓 ・イエ ・湧き水 ・道 ・岩山 等々このような小さな模様で拡大鏡で見なくてはならないようなものを仮に「透かし模様」ということにします。この紋様はこの土器の場所の特定ができないので判 . . . 本文を読む