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すずめ集団の合唱に対策する

2023-03-12 08:15:00 | ブログ
 家の庭の一隅にドーム状に刈り込んだ柊の木がある。20羽以上のすずめが出入りし、騒がしく鳴く。そのさえずりは、オンライン会議などをしている娘の部屋の中にまで届き、うるさいと言うので、対策することにした。

 まず柊の木の手の届くところに、小石を入れた空き缶を取り付け、2階のベランダから空き缶をひもで引いてガラガラ鳴るようにした。この缶を鳴らすと、最初のうちはすずめの集団が逃げたが、すぐにこの仕掛けに慣れて、鳴らしても逃げなくなった。

 すずめ集団を観察していると、すずめの天敵であるカラスに追われることがあるが、柊のドームの内部は、この上ない安全地帯のようで、何度追い払っても、戻ってきては集団をつくり、さえずりをやめない。

 そこで、ドームの頂上附近をネットで覆うことを考え、試行したが、頂上は高くて、うまくいかない。4m×5mの大きさの防鳥ネットが売られており、これで樹木の全体を覆うことができれば、すずめの侵入を防げるが、ドームの全体にネットをかけるのは大変な作業のようであるとともに、次に柊の剪定を行うときにネットをはずすのが容易ではない。やはり防鳥ネットを本来の使い方でない使い方をするのは、邪道であると思われる。

 次に、ガラガラ缶にひもを付けて2階のベランダから7mぐらい離れたドームの頂上めがけて投げつけてみた。この試行の効果は抜群で、すずめの集団は一斉に逃げ去った。しかし、この仕掛けを取り付けてから2週間ぐらいは、すずめの集団を追い払っては、また戻ってきてさえずるという同じパターンを繰り返していた。鳥は3歩歩くとすべてを忘れると言われるのは、本当だろうかと思えた。それでも、2週間経過後には、すずめも学習したのか、集団で戻ってくるということはなくなった。時々、少数のすずめがいることはあるが、集団で合唱するということはなくなった。このような日はもう6週間以上続いている。もうこの対策について勝利宣言をしてもよいだろう。