退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#225: 嵐が起きています、世界各国で。

2014-02-20 22:22:30 | アメリカ便り
アメリカに長く住んでいると、なんだかんだといっても日本は平和だとつくづく感じます。
その最大の理由は、日本人の性格によるものが大だと思います

今日はどうしてこんな話になったかというと、夕方見たニュースのせいです。
世界各地で、異常気象と比例した感じで内戦が起きています。
今までなんとなくゆったりとした感じだった、ウクライナの内戦で昨日から死者が出始めました。
タイ、ヴェネズエラ、シリア、その他、アフリカ各国、中近東各国でも内戦が勃発しています。

そういえば、日本も1960年代は安保闘争やら赤軍、内ゲバなんて耳にしました。
内戦にはほど遠い騒動でしたが。

でも日本にいると、このような世界の情勢が直接的に感じられない。
俗に言われている平和ボケの為です。
以前にも言った気がしますが、日本情勢、世界情勢を考えれば、平和ボケをしているような暇は無いと思うのですが。
平和ボケつまり、現実を直視していないのです。
これも、日本人の“疑問を持たない”、"いいんでない”的性格のせいではないでしょうかね。

話がまるっきりジャンプします。
先日話題になった、万能細胞、STAP 細胞がまたまた話題になっています。
今回の話題は、先回の話題とはまるっきり反対の性格を持ったものです。
論文に不自然さがあったとのこと。
各機関で、調査を始めたそうです。
“単純ミス”で終わって欲しいです。

このような実験論文の場合、発表されてからその発表論文に基づいて、各施設でその実験の再現性を試します。
今回は同様な実験を試した各施設で、再現できなかったとのことで、調査が始まったようです。
でも、私の経験で言うと、論文にまるっきり正直にありのままを書く研究者ってそんなにいないと思います。
だって、自分が長年かけて実験してきたことを他人が、すぐにできるなんて頭にきます。
難しい手間がかかった実験なら尚更のことです。
だから、仕事をしていた時に読んでいた多くの論文を見ても、翻訳をしている論文を見ても、論文に書いてあるとおりに実験をして成功するって言うこと、明らかな実験で無い限り、そうそうないと思います。
何処かに、書いていないトリックがあるのです。

私がやっていた実験というのは、だれでもできるものだったので、正直に書きましたよ。
本当です。

ハブグレジュンタのマミー