チャリ乗り文造の備忘録

~釣りとロードとベガルタと~

秋のシクロツアー2日目・・・パンク大魔王は二度舞い降りる

2012年10月09日 16時49分16秒 | チャリの話、ライドとかグッズとか。
秋のシクロツアー、丹後半島一周の
2日目の話です。
1日目は105kmを走り、獲得標高は1160mでした。
前日の夜は雨の音を聞きながら就寝しましたが、
朝起きると

2日目の予定走行距離は55km位ですが、今日も上りは
ガッツリ有りそうです。前日の反省から朝ご飯はキッチリ取らないと

ホテルの朝食はそうでもありませが、旅館の朝食は何故か
茶碗に3杯は行けるのは何故なんでしょう?
しかし、朝食を終えると、

雨が降ってます。雷も鳴り出しました。
大雨注意報、雷注意報が出てるそうです。
チェクアウトの時間、ギリギリ迄粘り ましたが雨は止む気配はありません。

天気予報では、南に行く程天候は回復するみたいなので、
意を決して天橋立方面に向け出発しました。
旅館の人の話では、南下するには二通りあり、
海岸線はアップダウンが激しく、国道178号はアップダウンは
緩やかで距離も短い、との事。
路面の事を考慮し、国道178号を選択。
しかし、国道に出る道をスルーしたらしく、
結局、海岸線を走る事に。

10%程度の坂が続く山岳コースです。
しかし、昨日の教訓から
坂は己との闘い、マイペースで上って行きます。暫く走ると伊根の舟屋群に出ました。

昨日走った経ケ岬からココ舟屋群迄、一気に走ると
かなり走りごたえのある山岳コースです。
街並みを流しました。

海側を見せて貰いました。

船の係留スペースがあり、漁具が置いてあり、
漁師小屋兼漁船収納庫みたいな所でしょうか?
ココから少し走ると国道178号に出ました。
さあ、走るぞ!と気合を入れた瞬間でした。プシユーーー!
ああ、パンク。前日恐れていた異物が刺さってた後輪ではなく、
前輪のパンクでした。

裂傷です。ガラスの欠片でも踏んだ感じです。
パンク修理職人の出番です。

15分チョイで完了。
気を取り直して走ります。
ここからは平地の海岸線です。

信号が全くない平坦地を快調に走りました。
晴れていたら気持ち良かったんでしょうね。
15km程走ると天橋立に到着。

ロープウェイで登って股くぐりはせず、
松林をゆっくり走りました。砂地でしたが、雨が降った後だったので、
自転車はドロドロになりました。
その後、宮津まで走り昼飯に。
その後、23km先の西舞鶴に向け走り出した途端、
またもあの嫌な音、プシュー。
二度目のパンク大魔王の降臨。

何で俺だけ?またも裂傷。前回のパンクの場所を
確認出来なかったので、恐らく前回のパンク箇所が
高圧の空気に依り裂け目が広がり、そこに小石か何かが
当たりチューブを破ったんでしょう。
私以外に降臨するようにT氏、Y氏に触っておきました。
西舞鶴迄、時間的にギリギリであり、またパンクしたら
列車に乗り遅れる事を考え、残念ながらココでフィニッシュ。
走行距離は31km。
宮津駅に戻ります。

土産物を探してウロウロし、サクサクッと輪行し、
取り敢えず乗り換え駅の福知山に向かいました。
福知山で酒盛りセットを購入し、快速に乗り込むと、
山陰線で人身事故の為、列車ダイヤが大幅に乱れてます。
もし、宮津で大魔王の降臨が無ければ、
西舞鶴からの列車に缶詰状態になってたかも。
二回目はパンクの天使が舞い降りて来てたんでしょうか?
恒例の甲子園口で軽く打ち上げを行い解散となりました。

翌日、タイヤを見てみると、

ヘルニアの様にタイヤの裂け目からチューブが
はみ出してます。このまま走ってたら、
確実に3回目の降臨が有りましたね。
ウエムラサイクルパーツでお買い物。


今回のツアーは、足が攣ったり、猿が木から落ちたり、
フラフラになったり、山道で獣の唸り声を聞いたりと
中々経験出来ない出来事があり、
楽しい2日間でした。



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秋のシクロツアー1日目・・・・今迄体験した事のない身体の異変

2012年10月09日 00時29分01秒 | チャリの話、ライドとかグッズとか。

3連休も終了、昼過ぎに尼崎を出ていつものように渋滞にはまり、午後10時に長野に到着。明日からは仕事・・・・・辛い。

さて、この3連休は土日の2日間、秋のシクロツアーへ行って参りました。

金曜日は地獄の山梨会議を終えたのが午後8時半。それから車で尼崎へ移動開始。結局、尼崎到着は午前2時半。就寝は3時頃

だったでしょうか?

んで4時45分に起床。睡眠時間は約1時間45分。50過ぎの老体には響きます。・・・・・・・・1の原因。

6時には集合場所のJR甲子園口へ。

ぱぱっと輪行支度を終え、JR尼崎で福知山行き快速に乗り換えます。

途中から単線となる為、対向列車の待ち合わせで駅の停車時間も長くなります。

そんな駅の1つ。ここは日本一低い分水嶺として有名です。瀬戸内側から日本海側へ自転車で抜ける際、私のような貧脚者は

加古川から北上し、ココを通ると楽に日本海まで行けると思います・

約2時間の列車の旅で福知山に到着。

ここからスタートです。

暫くして、Y氏よりご指摘が・・・・。

後輪に異物が刺さってました。道具が無かったので手で抜こうとしましたが、どんどん奥に刺さって行くような気がしたので

そのままにしときました。いつ刺さったのか知りませんが、今迄パンクしなかったので、今後も大丈夫でしょう。

国道9号から175号を暫く走ると、下天津。ここから国道176号に入ると上りが始まります。

100m上って少し下りまた100m上る、の繰り返し。

剛脚Y氏に追いつこうと必死に上りましたが最後はふくらはぎが攣りました。自転車で脚が攣る経験は初めてでした・・・・・2の原因

多分本日の最高標高地かな?

向こうに見える平地まで一気に下ります。

その後大宮町で昼食。行き当たりばったりで蕎麦屋へ。

出石蕎麦。生卵にとろろ、ネギ、山葵を入れ最後に出汁を入れて蕎麦を食べるそうです。追っかけで皿が10枚。

これで1,400円とコスパはチョット低いかな?

ココを出るといきなり上りが始まります。

この辺りから少しの間、北近畿タンゴ鉄道と平行して走ります。現役の橋梁。結構、年季が入ってます。

まだまだアップダウンが続きますが私の身体はアップアップ状態です。

福知山を出発して約5時間。やっと海に出ました。

途中、鳴き砂で有名?な琴引海岸などもありましたがスルー。基本、海岸沿いも多少のアップダウンが続きますが、

海岸線を走る気持ち良さで上りも快調にこなして行きます。

道の駅・てんきてんき。

この辺りは間人(たいざ)地区。11月になると間人蟹(松葉蟹のブランド)で有名な場所ですね。

ソフトクリームで休憩。しかし、この前後からコンビニ等での補給休憩も増えてきました。

さあ、出発!と思ったその時、腹がグルグルと。・・・・・・3の原因

想定外の減量行為を行ってきました。まあ、これからのアップダウンを考えたら良かった?

丹後の松島。

宮城県松島市のミニ版でしょうか。この辺りからは、各自のペースで走りました。

私は体力、脚力の限界に挑戦。この日の為に強化合宿まで行ってきたのでアタック開始・・・・・4の原因

直ぐに脚は売り切れ状態で休憩。

一番左の小山が丹後半島最北端の経ケ岬。その先端に灯台があるんですが、そこへ行くか否かで迷いましたが、

私とY氏は行く事に、T氏は行かずにそのまま先へ進む事にしました。・・・・・5の原因

2km程、10%程度の坂を上りきると駐車場。灯台なんてないやん!ココから遊歩道を400m程歩かないと行けないそうです。

遊歩道?

絶対これは罰ゲームでしょう! このような階段を200m程行くと分かれ道に。

左は

山頂展望台だそうで、今までより更にきつそうな階段が続きます。

右は

灯台に行く道です。迷わずコチラを選びました。

しかし、SPD-SLのシューズでしたので、上りは旭川動物園のかわいいペンギンの如く、下りは生まれたばかりの

かわいい小鹿の如く脚をプルプルさせながら進みました。しかし、クリートカバーも付けずにこんな道を歩くなんて。

灯台に到着。

上った甲斐はありました。

しかし、この時点で午後4時50分。急がねば旅館のチェックイン時間が迫ってます。

急ぎ、来た道を下り、自転車に乗り、クリートを・・・?あれ?嵌らない。

今年のゴールデンウイークに買い換えたばかりなのに・・・・。私の大失態。

ココからふた山越えて

こんなヘアピンを何個もクリアして行く頃には私の身体も限界を迎えようとしていました。

その後、先を行っていたT氏と合流。辺りも真っ暗になった山道を走っていると、斜面の方からガサガサと云う物音が

聞こえてきます。更にその音が大きくなると私の視界に黒い物体が・・・・。何と、猿が山から転げ落ちてきました。

その後も山の方では、キッキッと云う鳴き声が聞こえてきます。並走していたY氏は今迄見たこともないようなスピードで

私を置いていきました。私と云えば、頭や上半身からは滝のような汗が流れ落ち、でも下半身や両腕は寒くてさぶイボが

出る程で、とうとうストップ。もう走れませんでした。

ハンガーノック?熱中症?今迄経験した事のない身体の状態です。上の1~5の原因なんでしょう。やはり歳相応の

行動が必要なんですね。

その後、私が付いて来ていない事を心配したT氏、Y氏が戻ってきてくれて、暫く休んだ後に走りだし、何とか宿に到着。

ひとっ風呂浴びる頃には私の身体も回復し、夜の宴会の部に突入。

その後も部屋呑みしている頃には雨が降ってきました。明日の天気を気にしつつも、前日の半徹夜状態と今日の疲れで

速攻で眠りに就き、シクロツアー1日目が終わりました。

・・・・・・・・・・・つづく。

 

 

 

 

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