模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

さつま揚げで芋焼酎を吞むこと その1

2024年09月03日 | お出掛け

台風10号は今までに見たこともないようなルートで、西日本を中心に大きな被害をもたらしました。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

ちょうどひと月ほど前の晩飯後、ヨメが「鹿児島に行ったことがないから行きたい」というので、「どうぞ」と答えたら8/31(土)出発の中部国際空港ー鹿児島空港の往復搭乗券とホテル2泊、レンタカー3日間で自由行動がセットになったツアーをあっという間に申し込みました。
日が近づくにつれて台風直撃のコースとなり心配しましたが、迷走しつつ徐々に行き足を緩めた台風は、出発の当日時点で瀬戸内海をうろうろしている状態で、雨は降っているものの予定通り出発できました。
2人で12万円程度の安いツアーなので、LCCでフライトは早朝7時発。
自宅最寄り駅から始発に乗っても間に合わない時刻なので、金曜日に会社を休んで空港島内のホテルに前泊することにしました。
以下、自分の備忘録日記を兼ねているので、なんの有益な情報はないですが長文です。

8/30(金)フライト前日の時間つぶし
ゆっくり家を出て昼食は名古屋駅のKitteというビルにある、クラフトビールバーで昼飲みにしました。
浩養園という老舗のビールバーです。

ビールを3杯ほど飲んでトンテキとソーセージを食べました。

トンテキが名物のようです。この日の日替わりソースは味噌でした。
平日なのでトンテキ定食目当てのサラリーマンが多く、昼食時ということもあって混んでいました。
おなかが落ち着いたので店を出てKitte内をうろついていたら、インドカレー屋があったので味見することにしました。

エリックサウスという南インドカレーのお店で、3種のカレープレート1人前を2人でシェアしました。
スパイス使いが絶妙で美味しかった。
空港そばのホテルに早めにチェックインしてシャワーを浴びて昼寝しました。

この時までは晴れて夏のような暑さ。
夕方、電車で本土の常滑まで戻って予約した居酒屋へ。

台風で新鮮な地魚がないのが残念でしたが、本場の味噌串カツは軽くて美味しかった。

8/31(土)いざ鹿児島、桜島を眺めながら
愛知県は朝から雨でした。未明にはかなり強く降ったようですが、出る頃にはフライトには問題ないほどに弱まりました。

四国の南岸沖を西に飛行中、右舷の窓から飛行高度11000mよりも高く伸びる雲の柱が見えました。
あれが台風だったんだと思います。

九州島が見えてきました。宮崎あたりから都城方面に横断します。
台風の雨による泥水で河口から海の色が変わっていました。

定刻8:30に快晴の鹿児島空港に着陸しました。
朝早い便だと一日が長く使えますが、開いている店がなかなかありません。
予約してある昼の黒酢の飲茶ランチまでの時間つぶしが必要です。

9時過ぎでも開いていたスーパーは国分のマックスバリュ。
車なのでまずはお茶のペットボトル2Lと紙コップ、そして本場のさつま揚げ。
味が甘めなので塩分がたたずに、おやつ代わりにいくらでも食える感じ。
さつま揚げをつまみながら向かったのは模型屋さん。

霧島市のマルタカヤ模型店が10時から開いているので、お邪魔しました。
キットは手持ち在庫十分なので、それ以外になにかないかと店内をぐるっと物色して見つけたのはこの素材。

内径0.4mmのアルミパイプ。
バイクのスポークを0.3mmのSUS線で張り替えてみたくて、ニップルをこのアルミパイプで表現するつもり。

桜島を背景に甕が並ぶ風景は定番ですね。北東からの桜島。
この風景を見ながら飲茶のランチです。
台風で団体客がキャンセルにでもなったのでしょうか空いています。ラッキー。

歳をとって量を食べられないので、飲茶はありがたい。

棒棒鶏などの前菜があって、そのあとに酸辣湯麺(ハーフ)ほか飲茶の数々。
おなかいっぱいです。

この日の行程はこんな感じにしました。
ヨメさんはツアーだけ予約して、あとは私に丸投げなので自分好みの場所を組み込みます。

鹿屋基地をカーナビで検索するとお勧めコースは距離の短い山越え道なのですが、普段海無し県で山ばかり見て暮らしているので、往復同じ道になっても海岸を行くコースにします。

垂水市の足湯併設の道の駅「湯っ足り館」というところで休憩。
ヨメさんはこのクソ暑いのに足を浸けてました。
無料の温泉なのに入らなきゃもったいない、という貧乏人根性なんですな。
東からの桜島。

近くで見るまで知りませんでしたが、桜島は見る角度でいろいろな表情があって面白いですね。
もしかすると、元々は開聞岳のような成層火山だったものが、噴火で火口付近の上半分が吹き飛んでこんな山容になったのかもしれませんね。ブラタモリで観たのかな。

南からの桜島。

朝にさつま揚げを買ったのは全国区のマックスバリュでしたが、次に入ったのは走行中よく見かけたタイヨーをいう地元のスーパー。
しかし鹿児島でしか見られないようなものは特別見当たらなかったので、またさつま揚げ(別メーカーの)と¥380の速乾Tシャツをお買い上げ。
台風の影響で棚に空きが目立ちました。災害で物流が途切れると南端の鹿児島では復旧に時間が掛かるようです。

鹿屋基地には14時着。
会社の同僚の長男が、高卒で今年からこの基地に初任地配属されたということ。
海軍時代からの大型機の名門基地ですね。

基地に併設された史料館がお目当て。

実物を見るのは実に楽しい。
しかし屋外では痛みがひどく、あと何年展示できるのでしょうか。屋根を付けて欲しいな。
ひと通り見学して桜島まで戻ります。
鹿屋市は自衛隊基地や体育大学があるせいか、街の活気があるように感じました。
鹿児島は高齢の運転者が多いせいなのか南国気質で穏やかなのか、国道でも60km以下で巡航している車が多く、せかせかしないでゆっくりと景色を見ながら運転することができました。
北陸のどこかのように、全員が百万石のお殿様気分で我がまま運転を競うのとは大違いです。

途中国道沿いのから揚げ屋さんでテイクアウト。

今晩のホテルは夕食を予約しなかったので近所の居酒屋の予定です。
初めての居酒屋で上手に飲めるか自信がないので、予めホテルの部屋でシャワー上りにビールを飲む練習をしようと考えています。
そのおつまみになります。
私が運転している脇で「熱っ」と言いながらフライングしているヤツもいましたが。

ヨメは鹿児島初めてですが、私は大学4年に上がる前の春休みにバイクツーリングで鹿児島に来ています。
その時に桜島で湯呑を買ったのでその店を再訪しようと、考えていました。
それらしい焼き物屋を見つけ、そこでひとつずつ桜島焼のカップをお買い上げ。
同じ店かどうかはわかりませんが、昭和50年代からやっているそうなので可能性はあります。

本日のホテルが有る対岸の鹿児島市にはバイクの時と同じ桜島フェリーで渡ります。
当時バイクは数百円(¥300?)だった記憶がありますが、今回乗用車は同乗者込みで¥2000弱でした。
その前に間違ってもう少し南の垂水港からのフェリーに乗ろうと、垂水港まで行ってしまったことは忘れよう。

15分も掛からずに錦江湾を横断し鹿児島港に到着。
取りあえずシャワーを浴びて、飲む練習。

塩から揚げととり天(天つゆ付き)にしました。
どちらも美味しく満足でしたが、揚げたての方がもっと美味かったと言うヤツもいました。

西鹿児島駅近くの繁華街まで行けばよい店が沢山あるのですが、ホテルが最寄りの電停まで2Km近く離れているので、近所の居酒屋で晩飯にしました。
庶民的な価格のサラリーマンが会社帰りに寄るような居酒屋です。
台風で地魚が入っていないのはわかっていたので、海鮮がウリのもう少し高い店に行ってもしょうがないという判断です。

練習したので芋焼酎から。


旅行中は野菜が不足気味になるので、オクラやネギなどの野菜の天ぷらとやっぱりさつま揚げ。

少し温めるとさらに美味しくなるんですね。パックのまま食べてたので気づきませんでした。
醤油も甘いし、さつま揚げも甘い。1日でだいぶ慣れてきました。

その2に続きます。


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