模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

呑み歩き 霜月は博多

2023年11月26日 | お出掛け

今夏の定年退職後から受験生に留守番させてカミさんと2人で始めた呑み歩きは、今月で3回目。
9月は名古屋でドイツ料理、10月は上野のガード下で焼鳥。今月は福岡博多で呑み歩いてきました。
ただダラダラと過ごした3日間の記録です。

無計画に出掛けようとしていたら、カミさんが宿と新幹線がセットで片道¥20,000というのをJTBで見つけてきました。
通常新幹線片道は¥20,000ほどなので、ホテル代分がお得です。

しかし後から調べると、航空券の早期予約だと中部国際空港から福岡空港まで¥11,000というのがあるので、そっちの方が¥5,000位の安いビジネスホテルに泊まってもお得です。次回からはもう少し計画的に調べて考えましょう。

11/18(金)は会社をサボって通勤客に混ざって名古屋駅へ。
朝にしては中央線は以前よりも空いていました。コロナ以来在宅勤務の方が多いのでしょうか。
自宅では軽くカフェオレだけにしたので、席に着いたら早速朝食です。

名古屋駅のみやげ屋街に惣菜屋があるのでおつまみを調達しました。味はたいしたことない割に高いです。
図書館で借りた本を重たいのに持ってきましたが、すぐ寝てしまいました。

昼ごはんから福岡で食べるつもりの時間設定です。
博多駅の飲食店街である一番街は、12時前でも人気の店には行列ができていました。
ここでは無事到着の祝杯だけでいいので、エビスバーで軽く1杯。

チェックインには早いのでホテルのクロークに荷物を預けてから、ランチを食べに祇園方面に歩きます。
風は強いですが、晴れて街歩き日和。


以前出張時に博多駅で食べた箸で摘まむと切れてしまうほど軟らかいうどんがどうしても食べたかったので、今回は有名な老舗で頂きました。

50年ほど前でしょうか、のど飴のコマーシャルで永六輔が舌を噛みながら言っていたお店です。
定番のゴボ天うどんにしました。コシが無く軟らかくて美味しかったですが、もっと軟らかいのを期待していたので残念でした。
キャナルシティというショッピングモールを歩いて腹ごなしをしてから、博多駅前のホテルに戻り晩ご飯までお昼寝しました。

夜は駅南音羽公園近くの、創作和食兜というお店にしました。
私はモツ鍋屋が良かったのですが、カミさんが魚料理がよいというので、予約客のみのこの店にしました。
これはフグのから揚げにからすみを掛けたもの。
飲み放題にしたので、地酒を5種類ほど頂きました。
料理はうまいし、酒はみんな個性があって飲み比べが楽しいです。どれがどんな酒だったか覚えてないけど。
この日の歩数18484歩。

11/19(土)朝食はホテルのビュッフェ。
今回1泊目だけは退職記念にもらった宿泊券利用で、ホテルは日航福岡でした。
いつもの安宿とはバイキングの内容が違いますわね。食が細くて量が食べられないのが悔しい。
自腹じゃ泊まりません。ベッド代よりも飲み食いにお金は使いたいですから。

食後すぐにチェックアウトして2泊目のホテルのクロークに荷物を移動しました。
本日の腹ごなしは、今回のメインイベントである太宰府天満宮のお参りです。
我が家の出来の悪い受験生でも官公様におすがりすればなんとかなるかと、神頼み。

行きはJRで博多駅→二日町駅。西鉄二日町駅まで歩いて大宰府までは初の西鉄電車利用です。
本堂が補修工事のためか土曜日でもそれほど混んでいませんでした。

お守りを頂いて任務完了。

地酒を試飲し、梅が枝餅と甘酒で10時のおやつにしました。
帰路は西鉄二日町から特急であっという間に天神駅へ。
狙っていたお店の12時開店には早かったので、警固公園の足湯で時間つぶし。
開店と同時に突入です。
ビアホールBAKUというお店でランチ。

明るいうちから呑むのは幸せな気分になりますね。
これこそリタイヤした憧れの生活です。

クラフトビールが昼から飲める店で調べました。ここはキリン系のようです。
福岡の地ビール系クラフトビールが飲める店にも惹かれたのですが、メジャーなブランドとはいえ9種類もタップに掛かっている店は少なく、2人なら全種制覇できますからこちらにしました。
店では瓶ではなくタップのものを飲みたいので。

食が細いので、軽いものを。
腹ごなしは街歩きです。
地下鉄で唐人町まで行ってフリーマーケットを見て、大濠公園から大名辺りのオサレな店をひやかして晩飯の祇園まで歩きました。
貧乏人にはオサレな店は買う店というよりも見る店という印象です。
一日いくら売れるか知りませんが、とてもやっていけそうにないので資産家の道楽に思えました。
美味そうな飲食店も多いです。カミさんは1か月ほど住んで研究したいと申しておりました。

福岡空港が近いので、低い空を旅客機が飛んでいるのがよく見える街ですね。
夜は祇園の料亭を予約してありました。
今回のテーマである「博多で水炊きを喰う」のお店です。

鶏のぶつ切りとスープが入った鍋が最初に出てきて野菜はセルフで投入するのですが、素人ではうまく盛りつけられないので、鍋の画像はいまいちでした。
鍋料理を食べながら写真を
撮るのは難しいですね。テーブルの上が取っ散らかっちゃうし。
まずは女給さんがスープだけ湯呑にとってくれて、スープだけを楽しみます。こういうのをやってみたかったんですよね。
コクがあるけど、クドく無くて上品なお味で美味しかったです。食が細いのにシメのチャンポン麺まで残さずに頂けましたから。
サイドメニューで頼んだ親鶏(ヒネ)の炭火焼が想像以上に美味しかったです。
関東にいる頃は知りませんでしたが、地方に行くと親鶏を使った料理をよく見かけますね。
少し歯ごたえがありますが、味が濃くて好きです。
2泊目のホテルは駅南の駅から遠いところで、朝歩いて懲りたのでバスを利用しました。
この日は歩数カウンタを付け始めてからの最高記録28883歩でした。

11/20(日)最終日。
ホテルは朝食無しにしてました。割高だし街中では朝からやっている店が多いのでいつもそうしています。
でもこのホテルの周りは駅から遠いせいか何もなかったので、チェックイン前にパンとヨーグルトと買って軽い朝食です。
新幹線が12:30なのでそれまでにランチとおみやげの買い物。
おみやげや晩ご飯の惣菜を購入したりして、ランチの開店時間11時まで時間潰しです。
福岡最後の食事は牡蛎にしました。
駅ビルのレカイエというオイスターバーです。
色々な生ガキやグリル、フライ、パスタなど盛りだくさんのランチペアコース¥4980にして、予め12時までに終えるように頼んで出してもらいました。


シャブリ、シャルドネ、ソービニオンブランを飲み比べて牡蛎はやっぱり白ワインだなあ、と実感しました。
帰りの新幹線もよく寝て借りていた本が読めなかったので、図書館のホームページで期間延長しました。
中央線が遅れたので待っていたら、数が減り珍しくなったEF64-1000番台原色揃いの重連貨物列車が止まりました。

公共交通機関での旅行は昼から飲めるのが良いですね。
春の山陰旅行で失敗した靴選びも、20年前に買って1回しか使ってない山登り用のトレッキングシューズを履いて行ったので、長距離の街歩きが非常に楽でした。
山登りは自分に向いていなくて、もう行く気がないのでそれが有効活用できて良かった。
3日間がアッという間でした。もう来月の予定も練り始めています。
昔から行き当たりばったりに旅してきましたが気づいていないロスもありそうなので、残り少ない人生を無駄にしないためには、予約とか計画を立てる方が良い気がしてきました。


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