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模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

そろそろ元に戻らなきゃ

2020年06月21日 | プラモデル

昨日TVを観ていたら、やたらオリーブオイルをぶっかけるイケメン俳優の料理番組で、「肉に下味を沁み込ませてあげます」って言ってました。
おまえは食材に謙譲語使うの?モコ〇チは肉片より下位なのか。
釣り番組でも多いですよ。「エサをハリに真っすぐにつけてあげます」とか「丁寧に巻いてあげます」みたいなの。
「やります」という語感を嫌うのか、丁寧に言っているつもりなんでしょうが非常に気持ち悪いです。

ブリティシュのコルベットからエスケープして、オートマチックアッセンブルなタミヤさまでステイホームをエンジョイしました。
ダージリンティを飲みながら、完成したモッシーを愛でております。

いつも翼端灯は塗装前に付けてマスキングし、最後にフェルトペンでカバーに色付けしていましたが、モスキートは自身初のカバー無色透明タイプなのでした。
カバーの中の色付き電球を表現するために、0.55mmのドリルで穴を掘って、エナメルのクリアレッドとブルーを流し込みました。

板厚の真ん中に水平に穴を掘るのは意外に難しく、4個やって2個失敗しました。
青を差した方が正規の部品で、赤のクリアパーツは本来使用しない夜戦の後縁用で形状が違います。
翼に付けてから前縁のRに合わせて削り直しました。


この写真を撮って拡大したら、隙間が見えたので、外して再調整しました。

組説によるとこのコードレターの機体は、排気管にカバーが掛かっているようですが、カバーのない排気管むき出しの方がカッコいいと思うので、付けませんでした。

モスキートって構図が難しいです。
キャノピーは低いし、エンジンがデカくて両側にあるし。
スムーズクリアつや消しを吹いた上に、タミヤワックスをかけて半艶のようにしてみました。

最後に付けたプロペラのスピナは、ウエザリングカラーでウオッシングしていないので1段色が明るいです。
機体は基本塗装のままに見えますが、そうやって比べるとフィルターが効いているのがわかります。
飛行機をゴテゴテ汚すのは好きでないですが、これではアッサリし過ぎでつまらない感じがします。
海外の作品のように、もう少しニュアンスをつけるセンスがあったらいいな、と思います。

自動補正だと上の画像のようにマゼンタ系に振られるので、最後の画像は意識的にグリーン系へ振ってみました。
実際の色はこの中間ぐらいです。

手前のラウンデルは光を反射させると、凸凹なのがバレます。

そんなに急いだわけでもないのに、1か月足らずで完成です。
何も足さない、何も引かない。ピュアモルトウイスキーのような、素組みの箸休めでした。

船に戻らなきゃ。
本当はスノーベリーはブリティッシュじゃなくてカナディアンなんですけどね。