うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

うべプラネタリアンは...(25)

2007年01月30日 22時22分32秒 | うべプラネタリアン
宇部日報という地方紙の、「趣味遊遊」なる欄に、“星のたより”という
2500字くらいのコラムを、月一回(基本第三水曜掲載)書いている。
もう、16回をかぞえたから、1年4ヶ月続いたことになる。
星の話は星の数ほど....と言ったのは、先輩の藤井旭さんだが、そのとおり、ネタにはことかかない。
1月のコラムの一部を転載しておく。
 
.......冬、まっただ中。夜空を仰ぐのは寒くてちょっとつらいけれど、やはり、実際の星を見てほしいんです。プラネタリウムは実際の星を見るときの案内役なんですから。
 さて、しっかり防寒対策をしましたか、それでは、外に出てみましょう。
夕方、まだ夕やけの残る西空に、宵の明星“金星”が一番星で輝いています。今後、金星はますます高くのぼり、目立ってくるでしょう。
 とっぷり日が暮れて8時から9時頃になると、冬のおなじみ星座のそろい踏みです。
全星座中の代表格“オリオン座”が、どうどうと南の空を占めています。
 “オリオン座”をたどるには、まず、南に高く等間隔にならんだ3つの星を見つけてください。
勇者オリオンの腰に当たる星々です。
三つ星をはさんで東上に朱色の明るい星をみつければ、それはオリオンの右肩のベテルギゥスです。
対角の左足には、白い一等星リゲルが輝いています。
日本では昔、この二つの星を源氏と平家の旗の色にみたてて源平星と呼んでいました。
ベテルギゥス、三つ星、リゲルをつかめばもうオリオンと友達です。
友達になれば、彼のまわりの星を尋ねるのも楽になります。
オリオンの右足の近くでひときわ目立つ星は“おおいぬ座”のシリウス。全天一の明るさです。
そこから東に、ちょっと小振りな“こいぬ座”のプロキオンが光っています。
ベテルギゥスとシリウスとプロキオンが作る正三角形は冬の大三角と呼ばれていますね。
プロキオンのちょっと上に“ふたご座”のカストルとポルックスがならんでいるのがわかりますか。カストルとポルックスは肩を組み合った仲のよいふたご兄弟の頭の位置にあたります。おもしろいことに弟星のポルックスの方が明るいんですよ。
それから真上にオレンジ色の強く光る星は“ぎょしゃ座”のカペラ、真上からいくらか西よりに赤く光っているのが“おうし座”のアルデバラン。
シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン、リゲルと一等星をむすべば、オリオンを囲んで大きな六角形が描けます。
デラックスなダイヤモンドですね。
ほかにも、アルデバランの近くにくしゃくしゃっと集団で光る星くずのすばる(プレアデス星団)は見逃せませんよ。
おや、東の空には、もう春の星座たちが登場を待っています。
“しし座”のレグルスと、すぐそばに“土星”。
土星は今後見頃を迎えます。北斗七星も立ち上がってきましたね.......

じつは、この転載のやり方がわからなかったのだが、チャットで伸せんせ(ムスコ)
に聞いたのだ。
丸ごと貼り付けようとしてこんがらがってたが、なんのことはない。
たったこんなことがわからないのだよ。


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3 コメント

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Unknown (伸せんせ)
2007-01-30 23:04:48
伸せんせです。

ほぼ毎日更新してますね。
たいしたものです、ほんとに。

>丸ごと貼り付けようとしてこんがらがってたが、なんのことはない。
>たったこんなことがわからないのだよ。

チャットの説明でわかるだけでもえらいよ。
正直びっくりしてますよ。やるなぁ・・・

これからも楽しみにしとります。
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本当にすごいです。 (山岡)
2007-01-31 12:58:41
若い人たちはもうパソコンとは切っても切れない生活&仕事をしているようです。
頭の柔らかいうちから自然に触って覚えるとまるで鉛筆を使うように自然に使えるようになるようですが、一定の年齢になってからはなかなか大変ですよね。
伸せんせとよく話していたのです。
ひさおじさんってすごいって。
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なんだか、てれてれ (ひさおじさん)
2007-01-31 16:31:25
身内で、褒め合うってのは、やっぱ気色わりぃね。
パソコン使うも「老化防止」ですわ。
朝の体操、夕べのブログ、折り目切り目に墓参り...ってわけです。
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