うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

グリーゼ581g 2....(10225) 

2010年10月02日 20時38分59秒 | うべプラネタリアン
Habitable Zone (ハビタブル ゾーン)可住帯域。
地球は、太陽サイズの恒星において、そのゾーンの真ん中にある。
そのゾーンは水が水として存在する温度域で、0℃~50℃くらいの範囲。
金星も火星もはずれる。
グリーゼ581gは、マイナス10℃~40℃あたりにあるとされ、まさしく適切な範囲。
グリーゼ581は実視光度10.55。2007年に惑星を3ないし4個持つというので注目を浴びた。
その中にはハビタブルゾーンに近い範囲にあるというのでやんやの話題となったが、
この度見つかったところでは合計6個となり、その内gがまさしくその中にいることかわかったという。
水さえあれば命があると、短絡するのも問題があるが、水があることが命を生む最低条件とすれば、
やっぱ面白い存在だ。
ただ、岩石型の惑星は小さいから見つからなかっただけで 、こんなに20光年くらいのところに、
水を持つ可能性のある惑星がぼつぼつあるなら、この銀河系の中に結構わんさかあるんじゃないの。
命のあるのは地球だけっていうのも孤独でイヤだが、うじゃうじゃあるってのもヤだな。
ただ、我らが地球のロケット技術では、20光年彼方へ行くのに50万年はかかるだろうから、
行くのも来るのも異星交流は容易じゃないぞ。


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